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『匠賞 贈賞式/環境と文化の方程式』
デザイン分野でのコンピューター応用の草分けの一人でありながら、世界初のコンピューター・アニメーションを制作。現在は東大名誉教授、元総務省審議官、そしてケープホナーと様々な経歴・肩書きを持つ知の巨人・月尾 嘉男氏が、女優の蜷川 有紀さんと共に、これからの地球と環境、縮小化しつつある現代の地球社会の行方について、幾多の危機を乗り越えて文明や芸術を維持してきた、先端技術にかける人間の知恵と、これからの社会において環境芸術の果たすべき役割を説いていただきます。
【出演者】
月尾 嘉男
東京大学名誉教授、工学博士、地域経済総合研究所評議員
1942年愛知県生まれ。1965年東京大学工学部卒業。1971年東京大学工学系大学院博士課程修了。1978年工学博士。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授などをへて、2002-03年総務省総務審議官。2003年より東京大学名誉教授。2003年2月ケープホナーとなる。専門はメディア政策。著書は『IT革命のカラクリ』『縮小文明の展望』など。趣味はカヤック、クロスカントリースキー、登山。
蜷川 有紀
女優、アーティスト
1978年、つかこうへい構成・演出『サロメ』にて、三千人の応募者の中から選ばれ女優としてデビュー。 1981年、映画『狂った果実』でヨコハマ映画祭新人賞を受賞。以降、数多くの映画、TV、舞台で活躍。演じるだけでなく表現の枠を超えて1999年、自ら企画・出演したX'mas 朗読会『失いしものへの祈り』はインターネット・ライブとして同時中継し、好評を博す。2004年には、鈴木清順原案の短編映画『バラメラ
バ』を監督・脚本・主演。2008年,東急 Bunkamura Galleryにて絵画作品展『薔薇めくとき』を開催。岩絵の具で描き上げた魅惑的な作品が女性たちの圧倒的な支持を得る。同年度「情報文化学会賞・芸術大賞」受賞。また、日本文化デザインフォーラム幹事、(財)全国税理士共栄会文化財団評議員、芸術活動分野選考委員として多くの文化活動にも貢献している。