これまでアニメや映画等で身体動作の拡大を行うロボットが登場しています。しかしながら、現実世界では具現化していません。そこで、四肢動作を拡大する装置を開発することで、通常の人体では表現できないダイナミックな腕や脚の動きを実現することができる、動作拡大型メカニカルスーツ“スケルトニクス”を開発しました。本スーツは力が増幅するタイプの外骨格ではありません。そのため、一般によくイメージされるような介護医療用または重作業用への利用は難しいです。しかしながらその圧倒的注視性能を生かしての新たなライブエンタテイメント機器としての使用が期待されます。第五世代目であるスケルトニクス・アライブは実際にエンタテイメント分野で利用できる性能を保証する機体です。多自由度かつ中実な身体動作の特徴を生かしつつ、素早い乗り込み、より多彩なパフォーマンス、長時間の搭乗が可能になりました。“特異姿勢”を上手く利用することで、総重量40kgのスーツの負荷を動力を全く使わず最小限に抑えることに成功しました。
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