人間の身体にはまだまだ隠された機能があります。ウェアラブル機器を装着することによって、損なわれた機能を補うだけでなく拡張することができれば、老若男女の身体機能の差が無くなるだけでなく、人間の能力の限界さえも超えることが可能となります。
そうしたウェアラブルによる五感拡張の可能性について、コンテンツ産業のみならず他産業分野での活用や学術分野での研究までを含めて最新の動向と今後の展望を紹介します。
日時
10月24日(金)
会場 13:00 開演 13:10 終了 13:55
場所
1F センターステージ
出演者
  • 稲見 昌彦
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

    プロフィール
    1999 年東京大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。東京大学リサーチ・アソシエイト、同大学助手、電気通信大学講師、同大学助教授、JST さきがけ研究者、MIT コンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者、電気通信大学知能機械工学科教授を経て、現在慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。
  • 遠藤 謙
    ソニーコンピュータサイエンス研究所 研究員
    Xiborg 代表取締役

    プロフィール
    マサチューセッツ工科大学メディアラボバイオメカニクスグループにて博士取得。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員。ロボット技術を用いた身体能力の拡張に関する研究や途上国向けの義肢開発に携わる。2014年には、競技用義足開発をはじめ、すべての人に動く喜びを与えるための事業として株式会社Xiborgを起業し、代表取締役に就任。2012年、MITが出版する科学雑誌Technology Reviewが選ぶ35才以下のイノベータ35人(TR35)に選出された。また、2014年にはダボス会議ヤンググローバルリーダーズに選出。