技術内容

生活支援ロボットは、家の中で人と共存し、より豊かな暮らしをサポートするホームロボットを目指して開発されています。人との親和性、スムースな移動性を考慮し、小回りが効くラウンドデザインと小型・軽量でコンパクトなボディーに、上下伸縮機構、折畳み式アームを備え、物を「掴む」「拾う」「取る」「持ってくる」ことができます。また、人への安全配慮設計により、家の中でロボットと人が触れても安全です。操作は簡単。IT機器と連携し、タブレット等とタッチするだけで、誰でも簡単にロボットを操作することができます。将来は、ロボットがネットワークに繋がり、家族が家の外からロボットを通じて見守りやお話したり、ロボットを操作して、生活のサポートを行うこともできます。

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展示内容

手足の不自由な方や高齢者のために家庭内の離れた場所に移動し、様子を確認したり、物を持ってくることができる小型ロボットです。将来的には、一般家庭の生活支援を目指しています。

講評

実際に介護の現場で利用者の声を反映しながら開発されてきたHSRは、支援を必要とする人のニーズにマッチした機能を実現している。技術開発コミュニティの発足やロボカップ共通ハードへの選定など、実用化に向けた取り組みも進んでいる。