技術内容
浮遊球体ドローンディスプレイは、空間を飛行して任意の場所から映像を表示することができる、世界初の空中に浮遊する球体ディスプレイです。浮遊球体ドローンディスプレイは主に3つのパーツから構成されます。1つ目は中心に配置されているドローン部分、2つ目はドローンの周りを囲う8本の弧状のLED、そして3つ目はドローンのプロペラが人やモノにぶつからないように保護するための全体を囲うプロテクタです。本技術は、弧状のLEDを回転させつつ、高速で点滅させ残像効果によって球形のディスプレイを映し出し,さらに内蔵されたドローンによって飛行します。従来よりドローンによる映像表現の技術は様々提案されておりましたが、空気の流れを妨げてしまうことや重量の増加といった課題があるため,大画面・高解像度のディスプレイをドローンに搭載することは困難でした。そこで残像効果によってディスプレイを表示する技術を応用すると共に,LEDの回転の反作用を打ち消すように制御することで、空中を飛び回る球形のディスプレイを実現しました。動画はこちら