インタラクティブメディアや可視化ツールのデザインにおける第一人者であるDerksen氏をSIGGRAPHより招聘し、コミュニケーションの可視化について講演いただきます。また、日本の専門家を交え、デジタルデータから情報を見える化して理解し合い新たなアクションを生み出す、最前線での取り組みを紹介するパネル討論を行います。
≪第1部≫
講演「Virtual Voices: Capturing Conversations for Visualization」
(英日逐次通訳がつきます。)
Gerry Derksen
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 教授
≪第2部≫
パネルディスカッション「ビジュアル化で切り拓く未来」
パネリスト:
・Gerry Derksen(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 教授)
・長谷川修(SOINN株式会社代表取締役/東工大准教授)
・濱野智史(rakumo株式会社シニア・リサーチャー/評論家・社会学者)
・市原健介(一般財団法人デジタルコンテンツ協会 専務理事/モデレータ)
- 日時
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10月28日(土)
開場時間12:05 開演時間12:15 終了時間13:45 - 場所
- 1階 センターステージ
- 出演者
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- Gerry Derksen
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 教授
カナダのマニトバ大学建築科及びアルバータ大学大学院にて、ユーザ主体のデザイン哲学を伝統的なマーケティングコミュニケーション戦略に統合するヴィジュアル・コミュニケーション・デザインについて研究。修士論文では、「動画の影響による陪審員の受け取り方」をテーマに、犯罪現場の再現動画が陪審員の先入観にどう影響を与えるかを検証した。後にウェブ及びスタンドアロンアプリケーション用のインタラクティブメディアを研究テーマとし、大学院卒業後はウィンスロップ大学のヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン科に16年間在籍。同科において彼は学際的なデジタル情報デザインプログラムの一環としてインタラクティブメディアの研究で理学博士号を取得。現在は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校において、リアルとヴァーチャルの体験を融合したデータ・ナラティブ(物語)、サービスデザインの研究分野の特任教授を務める。 - 長谷川修
SOINN株式会社代表取締役/東工大准教授
1993年 東京大学大学院 電子工学専攻 博士課程修了 博士(工学)
通商産業省 工業技術院 電子技術総合研究所 研究員
1999年 米国カーネギーメロン大学 ロボティクス研究所 客員研究員
2000年 経済産業省 産業技術総合研究所 主任研究員
2002年~ 東京工業大学 准教授(兼職)
2014年~ SOINN株式会社 代表取締役 / CEO - 濱野智史
1980年生。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専攻は社会学(情報社会論・メディア論)。主著に『アーキテクチャの生態系』(ちくま文庫)。恵泉女学園大学・東京経済大学非常勤講師。 - 市原健介
一般財団法人デジタルコンテンツ協会 専務理事
1986年東京工業大学(院)電気・電子工学専攻修士課程修了。同年通商産業省入省以来、経済産業省、防衛庁、内閣府等の各部局を歴任。2007年沖縄総合事務局経済産業部長、2009年日本貿易振興機構産業技術部長/機械・環境産業部長、2012年国立大学法人東京工業大学教授。2014年6月現職に就任。専門は、産業政策、イノベーション論、組織マネジメント。
- Gerry Derksen