技術内容
凸版印刷で長年培われてきた文化財VR技術の粋を結集し、8Kモニターを用いた文化財の高精細×高臨場感表現を実現します。東京国立博物館所蔵の工芸の名品国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」(尾形光琳作)と重要文化財「色絵月梅図茶壺」(野々村仁清作)を高精細デジタル撮影、立体形状計測、X線CT撮影、など最新のデジタル技術によりデジタル化。作品の美しさを訴求するとともに、それぞれの工芸品の内側からも意匠を鑑賞し、作者が作り出した世界観を、実物では実現不可能なVRならではの視点で体感できます。VRドームでは3D眼鏡を用いて、文化財VRやイベントVRなどをコンテンツの魅力を最大限に引き出す立体視で表現。また、動画コンテンツだけでなく展示会場内を自由に移動できるテレプレゼンスロボットとの双方向通信によるリアルタイムコミュニケーションも立体視で実現します。
様々なイベント会場にも展開できる8KモニターとVRドームを活用した高精細VRと立体視VRのコラボレーションにより、来場された幅広い年齢層のお客様へ高臨場感コミュニケーションVRを提供します。