技術内容
本プロジェクトは、障がい者の健康促進や一般市民が障がい者スポーツに対する意識向上を図る支援として首都大学東京がもつ技術やシステムデザインによって障がい者スポーツの意識向上に貢献することが目的です。アクセシブルスポーツを支援するための研究として2つのプロジェクトを紹介します。
1.車椅子楽器・プロジェクト : 車椅子スポーツを支援する!楽しくトレーニングできる車椅子楽器
車椅子を車椅子使用者にとっての移動の手段や生活の道具として使うだけでなく、遊びや楽しみとして音を奏でる車椅子楽器を開発しました。車椅子利用者の日頃の運動不足を解消し、その活用促進を目指しています。
2.ロボッチャ・プロジェクト : 誰もが同じクラスで楽しめる「ロボッチャ」の開発
ボッチャ競技は競技者の障害の程度に応じて同じクラスの選手同士が対戦するゲームです。異なるクラスの選手や障がい者と健常者が、同一の投擲装置を共有使用し、競技者の障がいの内容、程度の応じて異なる様々なボール操作装置を接続することにより、誰もが同じゲームに参加し、ボッチャの競技を共に楽しむことを可能とする「ロボッチャ」を、ロボット技術の応用により製作しました。
展示内容
1.車椅子楽器・プロジェクト : 車椅子スポーツを支援する!楽しくトレーニングできる車椅子楽器
2.ロボッチャ・プロジェクト : 誰もが同じクラスで楽しめる「ロボッチャ」の開発