技術が拓く、これからの文化体験
講演者・出演者のプロフィール
石戸奈々子
慶應義塾大学教授/CANVAS代表
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。
総務省情報通信審議会委員など省庁の委員を多数歴任。NHK中央放送番組審議会委員、デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。
著書には「子どもの創造力スイッチ!」、「賢い子はスマホで何をしているのか」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」をはじめ、監修としても「マンガでなるほど! 親子で学ぶ プログラミング教育」など多数。
川岸瀬里
東京国立博物館 学芸企画部博物館教育課 教育普及室 研究員
成城大学大学院文学研究科美学・美術史専攻修了。
日本や東洋の美術史を中心に、演劇や美学など文化、芸術を幅広く学ぶなかで様々な人々が文化に親しみ、楽しむための方法に関心を持ち、東京国立博物館で博物館教育の研究と実践を行う。
これまでに「びょうぶとあそぶ」「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」「まるごと体験!日本の文化」などのデジタルを用いた体験型展示のほか、作品をつくる技術やデザインを体験できるアプリの開発などを担当。
鈴木健広
東日本電信電話株式会社 経営企画部 営業戦略推進室 担当課長 ビジネスコーディネーター
1995年NTT(当時)入社。法人向け通信営業、SEに従事し、企業通信ネットワーク、インターネットバックボーン構築、データセンタコンサルティングを手掛ける。Webポータルサイト事業における検索サービス主幹、光回線の拡販営業(代理店営業、光コラボレーション営業)を経て、2018年より地方創生事業の立ち上げに従事。数多くの地方創生事業の中で文化芸術に関する施策を担当。2019年11月にデジタル技術とアートのコラボレーションをテーマとした展示を開催し多くの反響を得る。本展示を機に文化芸術分野の事業化を検討、2021年12月にデジタルアート事業会社を設立、取締役デジタルアート推進事業部長に就任し現在に至る。
田井慎太郎
大日本印刷株式会社 マーケティング本部 アーカイブ事業推進ユニット 事業開発第1部第2グループ
デジタルアーカイブ事業企画を担当。文化財の3Dデジタル化と、データを活用した体験展示の企画・ディレクションを行う。
これまで美術展・漫画展などの展覧会イベントや、科学館、展望台施設などの常設施設に対するインタラクティブメディア・映像システムの導入実績がある。
現在、フランス国立図書館リシュリュー館に新設されるミュージアムへのデジタルコンテンツ導入に向けたプロジェクトを担当。