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空中映像用結像光学素子(パリティミラー®)
株式会社パリティ・イノベーションズ
「空中ディスプレイ」はSF映画などに登場し、その現実化が期待されてきましたが 「パリティミラー®」によって空中に実像を浮かび上がらせることを実現。 液晶ディスプレイなど任意のものをただ背面に置くだけで、その映像を何もない空中に映し出す 光学素子「パリティミラー®」の樹脂成形に成功しました。 センサーと組み合わせて、空中に表示させた映像に指でさわって操作できる 「空中スイッチ」や「空中タッチディスプレイ」も開発。 いま世界が直面している大きな課題の一つにウィルス感染がありますがウィルス感染を 防ぐ有効な手段は非接触であり、非接触ユーザーインターフェイスが大きな効果を発揮すると期待されています。
Technology Summary
最近は拡張現実感”AR”や複合現実感”MR”が流行りですが、これらの技術では、 現実そのものが拡張されるわけではなく、あくまでもスマホやHMDといったデバイス上において、 現実が拡張しているかのように見えるだけです。しかし「パリティミラー®」は、 現実空間において視覚的には確かに存在する空中映像を映し出すことができます。 つまり、現実そのものが拡張できる技術であるということです。これにより、 通りすがりの人であっても拡張された現実を体験することが可能です。 イベントなどで色々なキャラクターを現実空間に出現させるなど、インパクトのある演出ができます。