SIGGRAPHは、毎年夏に北米で開催される世界最大のCG国際会議で、なかでも”プロダクションセッション”は、SIGGRAPH コンピュータアニメーションフェスティバルの目玉イベントの1つです。
今夏、OLM Digitalは、2D/3Dハイブリッドのアニメ作品、フル3D作品「PAC-MAN」TVシリーズ、実写映画「藁の楯」などを題材にしながら、”アニメスピリット”をテーマに発表を行いました。
今回はSIGGRAPH2013の雰囲気をお伝えしつつ、海外向けプロジェクトの現状やメイキング、技術的な実例などを、SIGGRAPHで行ったプレゼンテーションの再演で紹介します。

SIGGRAPH 2013 Unveils Riveting Final Lineup of Production Sessions | SIGGRAPH 2013

日時
10月25日(金)
開場15:15 開演15:30 終了16:45
場所
みらいCANホール
出演者
  • 株式会社オー・エル・エム・デジタル CGIプロデューサー
    小林雅士
    東京都出身。CGデザイナーとして1998年にオー・エル・エム・デジタルに入社。その後、CGIディレクターを経て、CGIプロデューサーとして映画、TVシリーズ、ゲーム映像など、数々の作品を手がける。実写TVシリーズ「携帯捜査官7」がSIGGRAPH Asia 2008 ComputerAnimation Festivalに入選。
    「劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W (2012)」, TV「イナズマイレブンGO ギャラクシー (2013)」, 「PAC-MAN and the Ghostly Adventures (2013)」など人気作品のCGIプロデューサーとして活躍中。
  • 株式会社オー・エル・エム・デジタル CGスーパーバイザー
    森泉仁智
    広告、TV番組、CM、イベント映像等のCG映像制作の経験の後、スクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。ファイナルファンタジーを始め、いくつかのゲーム内映像の制作やディレクター、テクニカルディレクター、スーパーバイザー等を努め、2009年にオー・エル・エム・デジタルに入社。持ち前の技術力を活かして、同社のパイプライン立案や作品のクオリティアップなどをリードしている。現在は、アニメ作品からフルCG作品までCG Director、CG Supervisorとして幅広く活躍中。
  • Sprite Animation Studios クリエイティブディレクター
    榊原幹典
    愛知県出身。武蔵野美術大学を卒業。日本初のCGプロダクションだったJCGL 、ナムコを経て、HDCG NYに参加し渡米。帰国後はスクウェアに入社し、Final Fantasy Ⅶのムービーディレクターを務める。その後Square USAに移籍。映画「Final Fantasy : The Spirits Within」で共同監督。2002年に独立し米国にてSprite Animation Studiosを設立。現在はディズニーXDで放映中の「PAC-MAN and the Ghostly Adventures 」にて監督。オリジナルコンテンツのクリエーターとしても活躍の場を広げている。