C15 没入型聴覚ディスプレイシステム「音響樽」 九州大学 芸術工学研究院 世界初の没入型聴覚ディスプレイシステム「音響樽」を開発した。室内に設置した96個のスピーカを駆動することにより,音の三次元波面を厳密に再現できる装置である。3D空間への没入感(まるでその場にいるような感覚)が得られる装置は,映像に関してはCAVEなどの没入型ディスプレイ装置,HMDなどの3Dディスプレイ技術が知られているが,音響に関してはこれまで実現されていない。本装置は独自の理論基盤により実現されたものであり,まさに革新的でオリジナリティの高いシステムである。 動画はこちら