RayBrid KeyMakerとは

RayBrid KeyMakerは、これまで映画やTV番組向けにご提供していたRayBrid Matte Makerを放送局向けにカスタマイズしたシステムです。放送用カメラの映像から指定した距離範囲にいる人物やスタジオのセットを切り抜きます。
クロマキーセットが用意されたスタジオを必要とせず、セットが組まれた場所や屋外でもヴァーチャル合成が可能です。

KeyMakerの特長

①グリーンバック不要! 屋外もO K!

対象物の距離情報とエム・ソフト独自の画像・映像処理技術を組み合わせることで、クロマキー撮影なしの合成処理を実現します。
これによって専用スタジオやセットの準備が必要なくなります。
また、屋外での撮影も可能になるので、合成映像を撮影する機会を増やすことができ、表現の幅も広がります。

②リアルタイム合成が可能!

撮影しているその場でリアルタイムでの合成が可能になります。
映像全体だけでなく、例えば抽出した人物映像だけを創出することも可能です。
後で編集する必要が無い為、生放送やライブ配信にも対応することができます。

③A R演出を実現!

元の映像の背景と対象物を分離することができるので、スタジオなどの現実の背景を活かしつつ、
合成演出をすることが可能です。
例えば、対象の人物の後ろにレイヤー（CG）を重ねたり、最前面にテロップを挿入したりといった、多様な演出表現が可能になります。

KeyMakerの活用例

■抽出した⼈物映像をスタジオに合成

KeyMakerは人物の抽出を行うことができるので、別室にいる人物をスタジオの映像に合成させることができます。

■抽出した人物の背景に差し込み合成

背景のすべてを別の映像に差し替えることはもちろん、スタジオセットを活かして一部分の背景部分のみ合成を行うことも可能です。
また、屋外にも対応している為、天気予報のような外での合成演出も可能になります。

三密回避で番組制作が可能！

現在、新型コロナウイルスの影響により、放送局等の番組制作にも大きな制約が生じています。ソーシャルディスタンスを確保するために、不自然な立ち位置での演出や、スタジオに設置されたモニター越しにビデオ参加（リモート出演）するケースも増えており、一体感を演出することが難しくなっています。

KeyMakerは別の場所にいる人物を抽出し、合成することが可能なので、例えば別室や遠隔地からリモートで出演している人が、スタジオで生放送に出演しているかのような演出を実現することができます。 スタジオに出演者を集める必要がないため、三密回避など新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、生放送で従来どおりの番組作製作が可能になります。

Key Maker Lite RSとは

KeyMaker Lite RSは、ノート型ワークステーションとセンサー付きカメラ、入出力インターフェースだけのシンプルなシステム構成で、KeyMakerと同等の合成映像を作成できるシステムです。専用スタジオやセットが不要で持ち運びが自由なため、自宅や会議室でも撮影することができます。キャリブレーションも不要なため、専門スタッフでなくても、ひとりでセットアップが可能です。

ライブ配信、イベントや各種施設のデジタルサイネージ、オンラインでの遠隔授業等、幅広いコンテンツにも対応。新型コロナウィルスの影響により急速に拡大している、リモート出演やバーチャルライブ、ウェビナー（Webセミナー）、オンライン授業等に、新しい映像演出による付加価値を提供します。

オンラインセミナー開催のお知らせ

12/9（水）にKeyMakerのオンラインセミナーを開催いたします。
機能の紹介やデモを行いますので、KeyMakerに興味のある方、導入を検討されている方はぜひご参加ください。

【日程】
12/9（水）11:00～、15:00～

【開催場所】
オンライン開催

【申込方法】
以下のお問い合わせフォームからお申し込みください。
https://www.msoft.co.jp/contact/
https://biz-ar.jp/contact/

InterBEEのラムダシステムズ社ブースにKeyMakerが展示されます！

11月18日(水)より開催される国際放送機器展 （InterBEE 2020 ONLINE）において、
株式会社ラムダシステムズ様の出展ブースに、エム・ソフトのKeyMakerが展示されます。

ラムダシステムズ社のInterBEE内特設ページにて、ラムダシステムズ社のテロップシステムと連携した新しい映像表現をご覧いただけます。
是非ご来場ください。

■InterBEE 2020 ONLINE公式HP
https://www.inter-bee.com/ja/

■ラムダシステムズ様 特設ページ
https://www.lambda.co.jp/virtual/

■会期
2020年11月18日(水)～2021年2月26日(金)

■開催場所
オンライン開催

KeyMakerご利用の依頼や質問など、ぜひお気軽にお問合せください。

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エム・ソフトの映像ソリューション
動画の背景を高精細で切り抜く「動画切り抜き.com」

エム・ソフトはこれまで、ポストプロダクションに合成用マスクを提供する形で数多くのTV・映画作品に関わって参りました。
（代表作：「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「信長協奏曲」「暗殺教室」「進撃の巨人」等）

その映像処理技術と実績を活かし、国内の映画会社からも高く評価されているマスク作成技術を元にした「動画切り抜き.com」をというサービスを展開しています。

「動画切り抜き.com」は、どんな種類、どんな撮り方の動画からでも美しい切り抜き加工が可能なサービスです。
一般的な動画の切り抜きに求められるグリーンバックやブルーバックによるクロマキー撮影は一切必要なく、高品質な動画切り抜きを実現いたします。
お客様から動画データをお預かりし、背景透過用の高精細なアルファチャンネルを付け加えて加工データを提供いたします。

「動画切り抜き.com」の特長・強み

①背景に依存せず切り抜き可能

太陽光の下や自然の背景で撮影しても、背景や対象物に左右されることなく合成用マスク画像を作成できます。
撮影のロケーション選びが不要になるだけでなく、既に撮影済みの動画からでも切り抜きが可能です。

②撮影の制約なし

屋内外問わず、合成用のクロマキー設備は必要ありません。被写体への色の映り込みも気にせず撮影することが出来ます。
また、広大なロケーションでの撮影にも適しています。

③美しい仕上がり

人間の手では切り抜きが困難な髪の毛や細かな穴でも高精細に仕上げます。
また、モーションブラーと呼ばれる被写体のブレや、煙・炎といった半透明な質感を持ったものでもその質感を損ねることなくマスクを切ることが出来ます。
連続した動画の状態でも安定しているため、そのまま合成に用いることが出来ます。
もちろん、巨大広告用の静止画にも対応しています。

サービスご利用の依頼や質問などはお問合せフォームにて受け付けております。
ぜひお気軽にお問合せください。

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ビジネス向けのAR/VR/MRソリューション
BIZ-AR

エム・ソフトはARの黎明期から、ARToolKitの販売代理店を通じて多くの方にARの魅力を伝えるべく長年取り組んできました。その中で、多くのお客様からご質問やご要望をいただき、これまで開発してきたARのソフトウェア資産やノウハウを活用したAR/VR/MRソリューション「BIZ-AR」を提供しております。

BIZ-ARの特長・強み

①AR/MR/VRの開発をワンストップで対応

アプリやシステム開発の流れがわからない、企画段階から依頼したい、といったご要望を多くいただきます。
エム・ソフトはアプリやシステムの企画・デザインから開発、導入フォロー、アプリストアへの登録、運用サポートまでワンストップで対応可能です。
ARを初めて活用するお客様にも丁寧にヒアリングをさせていただき、お客様の企画を実現するための様々な提案をいたします。

②AR黎明期から培ってきた豊富な知見・実績・ノウハウ

エム・ソフトはARが普及する前から、ARのビジネス利用を目指し、取り組んできました。
その豊富な知見を活かし、お客様の目的に沿った最適なエンジンやプラットフォーム、各種デバイスの選定を始め、お客様システムとの連携の有無や周辺領域の調査・設計まで、責任を持って対応いたします。

③柔軟な対応力とコストパフォーマンスの高さ

エム・ソフトはお客様と様々な形でアプリ・システム開発に携わってきました。この実績とノウハウを活かし、クラウド型ARサービスやアプリの受託開発など、お客様のご要望に合わせ柔軟にご提案、開発を行うことができます。
また、開発済みのソフトウェアをお客様にとって使いやすい形に再構築し、お客様オリジナルアプリとして提供することも可能です。
これらの取り組みによって、素早い開発と低コストを実現しています。

BIZ-ARの製品・開発事例のご紹介

〇検査・点検箇所をAR（拡張現実）で記録、可視化するアプリ「Pinspect」

ビルメンテナンス、インフラ点検、竣工検査などの事業を行うお客様から、「点検箇所がどこにあるかわからない…」「点検結果や点検場所を記録するのが大変…」「修繕指示書や作業報告書の作成に時間がかかる…」とのご相談を多くいただきました。
これらの課題を解決する為、空間記録アプリ「Pinspect」を開発しました。

Pinspectは、点検・検査箇所をARで記録、可視化するアプリです。対象箇所の3次元座標を取得し、空間上に可視化します。
また、写真やメモを座標と紐付けて保存することで、図面やEXCEL形式のレポートとして出力することができます。記録した3次元座標を他作業者と共有したり、クラウド経由で外部のBIM／CIM、点群データ等に反映することも可能です。建設、設備メンテナンス業における「点検箇所がどこにあるかわからない」「点検結果の記録・報告書作成が大変」といった課題を解決できます。当社の実証実験では、従来手法と比較し作業時間を約60%短縮できることが確認できました。

〇設置シミュレーションARアプリ「Place3D」

Place3Dは、現実空間に複数のCGを配置し、シミュレーションすることが可能な、スマホアプリです。
周辺の床や壁などを認識し、設置予定のポイントに、CGを配置することができます。
CGはあらかじめアプリ内に含めておくことで、オフライン環境下でも利用が可能になります。iPhone／iPad／Android版を用意。縦持ち・横持ちにも対応しています。

設置前→設置後

人物合成（ピープルオクルージョン）にも対応　※自販機の3DCGを設置
3DCGが人に後ろに隠れる、といった演出が可能です。

BIZ-ARでは他にも、

・アプリ不要、ブラウザだけで実現する簡単AR「WebAR」
・点群を活用したアプリの開発
・MicrosoftのHololensなどのヘッドマウントディスプレイを用いたMRアプリの開発
・その他お客様のご要望に合わせてオリジナルAR/VR/MRアプリ、システム開発

など、様々な製品・サービスを提供しています。

アプリの開発依頼、ARについてのご相談、ご質問など、ぜひお気軽にお問合せください。
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