TechBizひろば

TechBizとは

TechBiz Creation & Matchmaking(TechBiz)とは、経済産業省が進めるコンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)の一環として、日本のコンテンツ技術の海外展開に向けたビジネスマッチングを促進するプログラムです。
審査により選ばれた企業は、専門家によるメンタリングや英語プレゼン指導、内外イベントへの出展等の支援を受けることができます。
応募技術の中から厳正な審査により8件がTechBiz2020支援技術として採択され、DCEXPOに出展いたします。
これらの技術を詳しく知りたい、体験したい、活用したい、提携したい、一緒に海外に展開したい等、ご関心ある方は是非各ブースにアクセスいただくと共に、以下のイベントガイドでご紹介するピッチ・セッション等にご参加ください!

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TechBiz採択技術

  • 魔法の世界へ誘う3DCG VRコンテンツ

    withID株式会社

    SFやファンタジー映画で見られるような、現実世界に近いリアルな質感のCGでVRコンテンツを制作しています。8K以上の高画質かつ3Dにこだわっているのも特徴です。
    メンバーの大学時代の専攻から数学や物理、建築等の知識を用いたCG作成を行っています。さらに在学中に培ったステージマジックのノウハウをVRに転用し、空間内における視線誘導や、登場人物の語りに依存しないストーリー展開などを組み込むことで、従来のアニメや映画とは異なるVRならではのコンテンツを制作しています。
    これまでに制作した作品は、ソフトバンク株式会社のVRコンテンツプラットフォームから配信されたり、国内のVR映画祭にノミネートされています。

    «メンターからの推薦コメント»
    VR空間を設計・制作する会社です。
    メンバーは東京大学・東京工業大学出身のエンジニアですが、デザイン制作力にも優れており、今後、VRクリエイティブアワードのような日本国内だけではなく海外のコンテストに参加する可能性があります。まだメジャーデビュー前の会社なので、今から先取りしておくことをお薦めします。
  • デジタルフィギュアHoloModels

    株式会社シーエスレポーターズ

    人気アニメをAR、VRのデジタルフィギュアとして楽しめるHoloModels
    すでにリリースから二年が経ち、国内のユーザーも順調に伸びています。日本のアニメは世界的にも人気があるため、今後、北米やアジアを中心に展開を予定しています。 現状はスマホ、VRデバイスに対応していますが、Apple Glassなどウェアラブルデバイスが普及した際には、電子書籍のように大きな市場になると考えています。

    «メンターからの推薦コメント»
    同社の『Gugenka』 事業は、2次元キャラクターをホログラム的に立体表示させたARフィギュアとして楽しめる、バーチャルアバターのプラットフォーム事業です。
    自分だけのバーチャルアバターを作成して新たな表現や楽しみ方を創造したり、ARアバターとリアルの相互作用による新しいビジネスチャンスを逃したくない方は、同社との連携を急ぐことをお勧めします!
  • Avatar Jockey

    東京コンピュータサービス株式会社

    Microsoft HoloLensを用いて複数人で MR空間を共有しインタラクティブな音楽体験が可能な「Avatar Jockey」を制作しています。
    仮想空間をコントロールしているのが人間であり、パフォーマンスが仮想空間を操作することで行われていることが実空間からも明確にわかるといった、通常のLiveと同様の条件を考慮した新しいLive空間の定義を行い実装しました。

    «メンターからの推薦コメント»
    アバターが身近になる時代の、アバター自体を楽器として扱えるような新たなXR空間での音楽のあり方、アバターのあり方に挑戦しています。アバターだからこそできる存在感そのものが音楽を奏でる世界を多くの人に体感してもらいたいと思います。
  • デジタルコンテンツ販売と投票のブロックチェーン活用アプリ

    株式会社レシカ

    コロナの影響でライブが開催できず、エンターテイメント業界の収益構造は悪化しています。オンラインでライブをするものの、物販などの収益が得られないことから、依然として厳しい状況が続いています。
    株式会社レシカは、オンラインでのライブにおいてデジタルコンテンツを販売し、それに付随するチケットを用いて、ファンが「投票」や「リクエスト」など、インタラクティブにライブに参加できるアプリを開発中です。本アプリでは、動画プラットフォームに依存しない課金システムを実現し、エンタメ業界の収益改善にも貢献することを目指しています。
    デジタルコンテンツは、ブロックチェーンにより流通量を制限することで価値が担保されます。また、本アプリはオフラインでも使用できるため、コロナが落ち着いた後も引き続き使用が可能であり、オンラインとオフラインのファンをまたいでライブを楽しむことができます。

    «メンターからの推薦コメント»
    ブロックチェーン技術を活用して、デジタルデータを配給側、受給側ともに安全に流通できるようにするソフトウェアです。
    エンターテインメント業界のオンラインライブ配信やリアルライブにおいても、グッズやブランド商品をデジタルコンテンツ化した商品の流通を、安全かつ低コストで実現できます。
    そのほか、貴重なデータ(絵画、古書、文化財、美術品)のデジタルコンテンツの限定配信や流通などにも特に有効です。
  • XPANDコード

    XPAND株式会社

    空間やモノとスマートフォンをよりスムーズにつなぐために開発された、空間リンクツールです。ユースケースはQRコードと同じで、QRとの併用が可能です。QRとの最大の違いは、細長形状のデザインです。
    これにより、都市景観やモノのデザインと調和しつつ、スマートフォンとの連携を実現することができます。
    形状の特性上、隙間に収めやすいことから、遠距離からの読取りに強いことも特長です。スタジアムでの実証試験では、215mの距離からの読取りに成功しています。
    技術的にはJANコードを拡張した「再発明」技術ですが、同じフレームワークで異なる符号化技術と入れ替えることが可能です。このため、将来的には、読取りアプリは同一のままで、より高効率で美しい符号化技術を併用することを想定しています。

    «メンターからの推薦コメント»
    世の中には多くのコードが存在しています。これらのコードはモノクロで画一的であり、企業やサービスのブランドイメージと合致していないこともあります。
    XPAND社のコードにはデザイン性が付与されており、情報伝達の手段であったコードが、企業やサービスのアイコンの一部として位置付けられることに期待しています。
  • 防災訓練用VR「RIVR」

    株式会社理経

    日本では近年大きな災害が立て続けに起こっていますが、その教育は十分だとは言えません。株式会社理経では、こうした自然災害(地震、火災、水害)や災害対応(自衛消防)といった多様な防災対応をVRコンテンツで疑似的に体験できる技術の開発を行っています。
    シリーズを通して、これまでに延べ3万人以上の方が体験しています。導入箇所は国内で300箇所以上となり、採用実績としては日本最大となります。 VRコンテンツは、カスタムオーダーに対応できるように背景や設定を変更することが可能です。
    ゴーグルについては、既成品の取り扱いのほか、オリジナルも製作しています。体験者に合わせて複眼や単眼など、さまざまな仕様があります。また、流体やVR用に変換されていないローデータを映像に変換する仕組みを用いたプロジェクトもあります。

    «メンターからの推薦コメント»
    災害対応の実効性を高めるためには、その事象が発生した際の影響を具体的に想像できるかどうかが重要となります。
    理経社が提供するバーチャル空間で危機事象を経験することにより、災害に対する危機意識の醸成にも役立つものとなります。その結果、平時から取り組んでおくべき対策の充実が期待できます。
  • ウィルスの接触感染を防止する空中操作AI

    知能技術株式会社

    新型コロナウィルスに関して市民の不安の一つに誰が触っているかわからない機器からの接触感染があります。エレベータ・駅券売機・ATMなどを指で触ることをためらう人も多くいます。そこで、不特定多数の人が触る機器からの接触感染拡大を防止する機器に触れることなく空中で指を動かすだけでタッチパネルやキーボードを操作できるAIソフトを開発しました。
    パソコンなどの内蔵カメラを使うため、新たな装置への入れ替えや追加のデバイスが不要です。PCやタブレットにAIソフトをインストールするだけですぐに使用が可能となります。また、衛生分野以外の広がりもあります。手袋をしたままでも操作ができるため、工場や医療機関での使用も可能です。

    «メンターからの推薦コメント»
    同社は、AIによる画像認識技術を組み合わせ、誰でも画面の非接触操作を可能とするソフトウェア「UbiMouse」の開発に成功しました。
    何より特徴は、スマホやタブレット搭載の汎用カメラだけで高精度な指先の動きを認識可能とし、コロナ禍でのウィルス等の接触防止による利用だけでなく、非接触操作のプラットフォーム技術として、あらゆる機器画面での操作表現を変えられる可能性を秘めています。
  • ビジネス向けVRコラボレーションサービス「NEUTRANS BIZ」

    株式会社Synamon

    NEUTRANS BIZは、複数人が同時にVR空間に接続し、会議やセミナー・展示会、研修教育などが行えるビジネス向けのVRサービスです。
    NEUTRANS BIZでは、物体の3Dデータといったビジュアルイメージを共有しながら、顔や手の動きといった身振り手振りを交えたコミュニケーションが可能です。VRに慣れてない人でも使えるようにするために、直感的に使えるUI/UXや気持ちの良い操作性を徹底的に突き詰めています。さらに、パワーポイントなどの資料をVR空間の大画面で共有してプレゼンができる機能など、ビジネス用途に特化した独自機能が使えるのが特徴です。
    「まるでその場に集まっているかのような臨場感がある」というVRならではの特徴を活かして、既存のテレビ会議システムでは難しかった複数人でのブレインストーミングや意思決定といった創造的なコラボレーションを活性化します。

    «メンターからの推薦コメント»
    VR空間での商談を成功させるための会議室から始まり、コロナ禍においてオンラインでの展示会や大型カンファレンスを実現させるための新サービス「NEUTRANS BIZ をリリースするなど、これからのオンラインでの豊かなビジネスコミュニケーションを促進するSynamonに新たなVR空間を活用したビジネスのポテンシャルを感じている。
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イベントガイド 11.18(水)

  • 11月18日(水)10:00-11:15
    【ピッチバトル挑戦者】 株式会社レシカ/withID株式会社/知能技術株式会社/XPAND株式会社
    【ゲスト・コメンテーター】国内外 総勢12名のテクノロジー/ビジネス/スタートアップ育成の専門家

    TechBiz Creation & Matchmaking」は、先進コンテンツ技術で海外展開を目指す企業を支援するプロジェクト。
    今回は、多数の応募者から選ばれた4社が3分間で自社技術をアピールする英語ピッチに挑戦します。
    コメンテーターとして、多くのテック・スタートアップを世に送り出してきた内外の専門家、ビジネスメディア、投資家、また、SIGGRAPHやSXSWからのゲストを招き、4社のピッチに対して辛口コメントや鋭いアドバイスをぶつける必見の最新技術ピッチバトルです!
    ※ディスカッションには同時通訳が付きます。
    ※同日16:00~のPart-2はVR空間内で別の4社がピッチを実施しますのでこちらもご期待ください。

  • 11月18日(水)16:00-17:00
    【ピッチバトル挑戦者】株式会社理経/Gugenka/東京コンピュータサービス株式会社/株式会社Synamon
    【ゲスト・コメンテーター】国内外 総勢12名のテクノロジー/ビジネス/スタートアップ育成の専門家

    TechBiz Creation & Matchmaking」は、先進コンテンツ技術で海外展開を目指す企業を支援するプロジェクト。
    今回は、多数の応募者から選ばれた4社が3分間で自社技術をアピールする英語ピッチに挑戦します。
    コメンテーターとして、多くのテック・スタートアップを世に送り出してきた内外の専門家、ビジネスメディア、投資家、また、SIGGRAPHやSXSWからのゲストを招き、4社のピッチに対して辛口コメントや鋭いアドバイスをぶつける必見の最新技術ピッチバトルです!
    ※本セッションはVR空間「NEUTRANS BIZ」内でアバターでピッチを行います。
    ※ディスカッションには逐次通訳が付きます。
    ※同日10:00~のPart-1は別の4社がピッチを実施しますのでこちらもご期待ください。
    【本セッションはInter BEE IGNITIONページからの視聴となります。該当ページにて、Inter BEE来場登録の上、当日ご視聴いただけます。】

3日間の各社のイベント情報

  • 株式会社レシカ:『livesola』体験イベント!

    デモ体験:11/18 14:30-16:00、11/19 10:30-12:00、11/20 13:00-14:30

    ブロックチェーン技術を駆使した革新的なインタラクティブLiveイベント応援システム。コロナでマネタイズを苦しむアイドル、アーティスト、歌手などのIPホルダーが簡単にファンエコノミー構築。詳細は出展者ページへ。

  • 株式会社理経:災害対応訓練VRについてライブ講演します。事前登録不要ですので、ぜひご参加ください!

    日時:11月18日(水) 17:00~17:30

    火災や水害といった自然災害をはじめとした多様な災害対応訓練の取り組みについて、具体的なコンテンツ内容、要素技術及び実績についてご説明します。

    スピーカー:株式会社理経 XRソリューショングループ チームリーダー 成松 和輝
    視聴方法:Youtubeにてライブ配信します。詳細は出展者ページへ。

  • 有野いくさんがTechBiz採択技術を体験レポートしました!

    今年は新型コロナの影響でオンライン開催となり、皆さんに技術を体験いただくことができません。そこで、代わりにタレントの有野いくさんが体験してきてくれました!
    是非、各ブースを訪ねてビデオレポートをご覧いただき、あなたも一緒に体験してください。

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メンターのご紹介

  • 徃西 裕之氏

    ティーエスアイ株式会社
    代表取締役

  • 辻 信行氏

    PwCあらた有限責任監査法人パートナー

  • 西村 真理子氏

    株式会社HEART CATCH 代表取締役

  • 橋詰 忠昭氏

    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
    NEDOイノベーション推進部スタートアップグループ認定インキュベーションマネージャー

TechBiz Creation & Matchmaking出展者一覧