日時 |
11月18日(水)13:00-14:00 |
概要 |
世界的なCGアーティスト河口洋一郎が主宰し、今年で14回目を迎える「ASIAGRAPH創(つむぎ)賞・匠賞」。
今年の創賞は、アーティストであり東京藝術大学准教授のスプツニ子!氏に、匠賞は、東京大学教授、AI研究の第一人者である松尾豊氏に贈られます。
新型コロナウィルスにより未来が見えにくくなっている今、知能×アートはどんな未来の希望につながるのか、世界は、日本はどう変わるのか、進化するAIや、クリエイティブの観点から、三人が熱く語る1時間をお届けします!
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講演者・出演者のプロフィール |
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河口洋一郎氏
アーティスト/東京大学名誉教授
種子島生まれ。1992年より筑波大学芸術学系助教授。1998年より東京大学大学院工学系研究科教授。2000年より東京大学大学院情報学環教授。2018年より東京大学名誉教授。また霧島アートの森館長、DCAJ会長を務める。
1975年からCGに着手し、自己組織化する「グロース・モデル」で独自のアート/サイエンスの世界を確立。世界的CGアーティストとして活躍中。2000年頃より「ジェモーション」による未来的な伝統芸能の舞台空間のパフォーミング・アーツ、進化生命体からの独創的な海宇宙型のロボティック造形や大型立体造形のモニュメントを制作する。1995年第100回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表作家に選ばれる。2010年ACM SIGGRAPHにてシーグラフ・アーティストアワード「ディスティングイッシュト・アーティスト・アワード」を世界で3人目に受賞。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。同年、紫綬褒章受章。2017年MOCA台北(現代芸術館)個展、2018年CDAアンギャンレバンの美術館個展で大成功を博した。2018年フランスのPrix Bains Numériques にて栄誉ある
Prix D’Honneur賞を受賞。さらに、ACM SIGGRAPH Academy(殿堂入り)に選ばれる。
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松尾 豊氏
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より、産業技術総合研究所研究員。2005年8月よりスタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻准教授。2014年より、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 グローバル消費インテリジェンス寄付講座 共同代表・特任准教授。2019年より、東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授。専門分野は、人工知能、深層学習、ウェブマイニング。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。人工知能学会では学生編集委員、編集委員を経て、2010年から副編集委員長、2012年から編集委員長・理事。2014年から2018年まで倫理委員長。2017年より日本ディープラーニング協会理事長。2019年よりソフトバンクグループ社外取締役。
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スプツニ子!氏
アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授
1985年生まれ。インペリアル・カレッジ・ロンドン数学科および情報工学科を卒業後、英
国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。RCA在学中よ
り、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタ
レーション作品を制作。最近の主な展覧会に、2019年「未来と芸術展」(森美術館)「
Cooper Hewitt デザイントリエンナーレ」(クーパーヒューイット、アメリカ)、「
BROKEN NATURE」(第22回ミラノトリエンナーレ,伊)、2017年「JAPANORAMA」(ポンピ
ドゥーセンターメス、仏)2016年「第3回瀬戸内国際芸術祭」(ベネッセアートサイト直
島)、「NEW SENSORIUM」(ZKMアートセンター、ドイツ)、「Collecting Future Japan –
Neo Nipponica」(ビクトリア&アルバート博物館、イギリス)など。2013年よりマサ
チューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ 助教に就任し Design Fiction Group を率いた。現
在は東京藝術大学デザイン科准教授。VOGUE JAPAN ウーマンオブザイヤー2013受賞。
2014年FORBES JAPAN 「未来を創る日本の女性10人」選出。2016年 第11回「ロレアル-ユ
ネスコ女性科学者 日本特別賞」受賞。2017年 世界経済フォーラム 「ヤンググローバル
リーダーズ」、2019年TEDフェローに選出。著書に「はみだす力」。
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