2 次元通信によるヒューマンインターフェース

2 次元通信によるヒューマンインターフェース

東京大学 大学院情報理工学系研究科 システム情報学専攻 篠田研究室

採択技術名

2次元通信によるヒューマンインターフェース

採択者名

東京大学 大学院情報理工学系研究科 システム情報学専攻 篠田研究室

採択年

2012年

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

2次元通信とは薄い伝送シートに電磁波を閉じ込め、それに近接するカプラに個別配線することなく信号と電力を伝送する技術です。この技術によって可能になる新しいヒューマンインターフェースを展示します。

詳細

2次元通信とは薄いシート状媒体に電磁波を閉じ込め、そこに近接するカプラに選択的に信号と電力を伝送する技術です。伝送シートに近接結合する特殊カプラを備えた端末に対し個別配線なく電力/信号が伝送でき、シートに近接する一般物体が強い電磁場にさらされることはありません。また伝送シートの構造は単純であり、安価な材料で製造して机の表面などに組み込むことができます。このようなワイヤレスかつ選択的な電力の供給と、外部空間と干渉しない通信が可能になることによって、日常生活で触れる 様々な物体にヒューマンインターフェースの機能を付与することが可能となります。具体的には電子ペーパを複数枚利用しながら効率よく作業を進められるデスクトップや、日常の生活用品にもリアルタイムでの情報表示や人間とのインタラクション機能を埋め込んだ人間支援システムを展示します。

審査講評

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審査委員

新しいものを作りだす可能性がある技術である。いろいろなものを作ったり表現するクリエーターにとっても、作るものの可能性が広がることを意味しており高く評価できる。

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