DIVE into World Heritage 3D

DIVE into World Heritage 3D

パナソニック株式会社

採択技術名

DIVE into World Heritage 3D

採択者名

パナソニック株式会社

採択年

2012年

特別賞

Innovative Technologies 特別賞「Culture」を受賞

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大画面ディスプレイを横に5面並べ、見る人を取り囲むように設置すると、視野は超ワイドに広がります。
そのディスプレイで3D映像を見たら、一体どんな世界が拡がっているのでしょうか。

詳細

「DIVE into World Heritage 3D」とは、30°という開角度で扇型に設置した5台の当社一体型二眼式3Dカメラ(AG-3DA1)をタイムコード同期させて視野角150°/計5ソース (L/R 10ソース)の3D映像として世界遺産をマルチ収録し、上映するシステムです。上映に当たっては撮影時に設定した開角度と同じ角度に配置した5台の当社の大型3Dディスプレイに5ソースを同期して再生します。
ディスプレイの額縁幅も考慮し、それぞれの3D映像が同じ立体感、自然で連続的な映像に見える立体設計を行っています。
それぞれのカメラはL面R面をフルHDで収録、計10ソースのタイムコード同期をとって撮影しています。
また、音声も5.1chサラウンドサウンドと組み合わせて臨場感のある映像体験空間を作り出します。

審査講評

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png
審査委員

5台の3Dカメラを同期して収録し、パノラマ3D映像として提示可能なシステムは、従来にないものであり、特に表現力の向上という観点で高く評価できる。

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特別賞選考委員

3D映像を利用して、実際の映像を正確に再現するという意味で、様々な文化財を資料として残すのにふさわしい。非常に臨場感のある美しい映像であるにもかかわらず、比較的簡単に撮影できる点も優れている。

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