Morphing Identity

Morphing Identity: 自己顔が他者顔へ変容していく映像システム

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 Superception 笠原グループ

採択技術名

Morphing Identity:自己顔が他者顔へ変容していく映像システム

採択者名

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 Superception 笠原グループ

採択年

2021年

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

詳細

自分の顔がいつの間にか他者の顔に変容していく体験を提供するシステム。人間の変化知覚特性を考慮し、計算的に作り出された知覚的に滑らかな変化を顔映像に適用し、リアルタイムに自他の比率を変えながら顔映像を合成してみせることで、変化が知覚されにくいように顔画像を徐々に変化させていくリアルタイム映像処理を用いている。映像を介したコミュニケーションにおいて,顔映像が持つアイデンティティの流動性に着目し,自分自身が思う自分と他者が思う自分がどのように変容し得るかを探索する。

審査講評

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/uploads/2023/08/2b9c005c487d6726cc293cc15157bf0a-300x300.png

モーフィングの技術は昔からありますが、アウトプットの表現としてよくできていると思いました。お前が俺で俺がお前で。自分と相手との境目がなくなる、哲学的な体験が、結果として分断をなくしていく世界につながっていくと素敵です。
(柳澤大輔/株式会社カヤック 代表取締役 CEO)

  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP