2017.10.28 Innovative Technologies 2017 バーチャルプロダクション バーチャルプロダクション 東映ツークン研究所株式会社コンセプト 採択技術名 バーチャルプロダクション 採択者名 東映ツークン研究所 株式会社コンセプト 採択年 2017年 ※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。 概要 ・映画カメラのリアルタイムトラッキングシステムを展示、実演します。 ・実案件での運用の様子をムービーでご紹介します。 詳細 バーチャルプロダクションは、VR、AR技術を伝統ある撮影のスタイルと融合させ、映像制作のプロダクションワークフローを刷新します。 映画における撮影といえば、存在するものを映像に切り取っていくことでしたが、このワークフローでは、場面を構成する人物や動き、環境そのものを3DCG化して、バーチャル空間に展開します。それにより、実在のものとバーチャルのものを混在させて撮影する環境を作り出します。 様々なツールセットの組み合わせによる柔軟な設計思想を備えています。自己位置推定技術(SLAM)を用いたリアルタイムトラッキングシステムを軸に、フォトグラメトリ技術を用いたバーチャルセット作成、バーチャルキャラクターはモーションキャプチャ、フェイシャルキャプチャのワークフローと融合してインタラクティブな環境を構築します。全てのデータはゲームエンジンに集約され、バーチャル空間をリアルタイムレンダリングします。 また新たに、プロシージャルなバーチャルセット生成手法、次世代モーションキャプチャ、バーチャルキャラクターに関する研究開発を行っています。 審査講評 審査委員 実際の映像とバーチャル映像が合成された映像を現場でリアルタイムに確認できるため、実際の映像制作にすぐにでも導入されるのではないか。また撮影の自由度が高まることで、これまでにない表現が生まれることも期待できる。 Post この記事のタイトルとURLをコピーする 8K:VRシアター 前の記事 ウェアラブル英会話教師 ELI 次の記事