2013.09.10 Innovative Technologies 2013 電気音響変換フィルム BEAT 次世代フレキシブルデバイス 電気音響変換フィルム BEAT(Bendable Electro-Acoustic Transducer) 富士フイルム株式会社 採択技術名 次世代フレキシブルデバイス 電気音響変換フィルム BEAT(Bendable Electro-Acoustic Transducer) 採択者名 富士フイルム株式会社 採択年 2013年 ※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。 詳細 今回開発したフィルムは、弾性率に周波数分散を持たせています。周波数が低いゆっくりとした変形に対しては柔軟性があり、折り曲げてもクラックや剥離が起きず、スピーカーとして壊れることが無いため、巻取型のようなスピーカーを可能にしています。周波数が比較的高いオーディオ帯域以上では、適度に大きな内部損失を保ちつつ、圧電セラミックスの振動エネルギーを十分に伝達可能な硬さと音速が得られるため、従来にない優れた音響特性を確保しています。 審査講評 審査委員 昨今の10代はヘッドフォンオーディオしか聴いておらずスピーカーの善し悪しに興味を持っていないという現象がみられる。これは、音の取り扱い技術があまり進んでないことに起因しているともいえる。従来の平面スピーカーにないフィルム技術の応用に期待したい。 Post この記事のタイトルとURLをコピーする dePENd 前の記事 5分程度で心血管構造を3DCGモデル化して表示できるシステム 次の記事