FOVE – 視線追跡型仮想現実HMD

FOVE – 視線追跡型仮想現実HMD

株式会社FOVE

採択技術名

FOVE – 視線追跡型仮想現実HMD

採択者名

株式会社FOVE

採択年

2015年

特別賞

・SIGGRAPH Special Prizeを受賞(2015年)
・Innovative Technologies 実用化技術大賞「銅賞」を受賞(2016年)

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

視線追跡技術を使った仮想現実UIのコントロールデモをご覧いただけます。国内ではまだ数十人しか試していない最先端の技術をお試しください。

詳細

FOVEは内部に赤外線式の視線追跡センサを備えたバーチャルリアリティ (VR) ヘッドマウントディスプレイです。視線追跡技術を仮想現実に用いることで、例えば以下のようなこれまでの「不可能」を「可能」にします。
[3D空間での素早く正確なコントロール]
視線を使いシューティングゲームの照準をあわせたり、メニュー画面を引き出したり、キャラクターとアイコンタクトをとるなど、全く新しいUI/UXを実現します。 仮想世界における⾮言語コミュニケーションあなたが今どこを⾒ているか、何に集中しているのか、どんな精神状態なのかを伝えることができるようになります。
[フォービエイテッドレンダリング]
注視していない箇所を低解像度で処理するこの技術を利用することで、数十万円の専用PCではなく、低スペックマシンでもユーザーが仮想現実を楽しめるようになり、没入感のあるVRの世界をより多くのユーザーへ届けることを可能とします。
FOVEは視線追跡技術でVRを次世代へと引き上げるべく、現在サンフランシスコと東京の二拠点で開発中の、設立1年半のスタートアップです。

「Innovative Technologies 実用化技術大賞」講評

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png
講評

日本及び韓国で約7,000店舗のインターネットカフェを展開する事業者と提携し、月間2,500万人ユーザーにアプローチできるプラットフォームを構築したことに加え、開発者向けSDKの公開、1100万ドル(12.3億円)の資金調達など、2015年6月の試作機完成から2016年秋の本販売までのわずか1年余りでのスピード感のある取り組みが評価できる。

  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP