流動床インターフェース

流動床インターフェース:液体のように振る舞う砂を用いたインタラクションシステム

ものつくり大学
東京工業大学

採択技術名

流動床インターフェース:液体のように振る舞う砂を用いたインタラクションシステム

採択者名

ものつくり大学
東京工業大学

採択年

2017年

特別賞

Innovative Technologies+2017 特別賞「Creation」を受賞

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

公園の砂場や海の砂浜でなじみの深い「砂」があっという間に水のような液体状に変化します。今までに経験したことの無い感覚をお楽しみください。

詳細

砂のような粒体の入った容器の底から空気のような流体を吹き上げると、粒体は浮遊懸濁し液体のような状態になります。この現象は「流動床(または流動層)」と呼ばれ、昔から焼却炉や研磨、粉体輸送など様々な産業で使用されてきましたが、これまで人間に対するインターフェース用途への応用は行われていませんでした。我々はこの現象を用いて、砂を流動化した状態と通常の砂の状態へ自由に変化させることができる装置を作製し、コンピュータの入出力装置及びエンターテインメント装置としての展開を提案します。

審査講評

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審査委員

固い地面が液体の状態に一気に変化させる流動床インターフェイスは、一目見ただけで、是非とも体験したくなる。体感型エンターテイメント装置としてゲーム業界やアミューズメント業界への応用が期待できる。

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