2017.10.28 Innovative Technologies 2017 浮遊球体ドローンディスプレイ 浮遊球体ドローンディスプレイ 株式会社NTTドコモ 採択技術名 浮遊球体ドローンディスプレイ 採択者名 株式会社NTTドコモ 採択年 2017年 ※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。 概要 本展示では空間を飛行して任意の場所から映像を表示することができる、世界初の空中に浮遊する「浮遊球体ドローンディスプレイ」を実機展示いたします。浮遊球体ドローンディスプレイは残像ディスプレイとドローンを組み合わせた技術で、空間の好きな場所に球形の映像を表示できます.それにより空中を飛び回るダイナミックな舞台演出や広告といった新たなドローンの活用を切り開くことができると考えています。 詳細 浮遊球体ドローンディスプレイは、空間を飛行して任意の場所から映像を表示することができる、世界初の空中に浮遊する球体ディスプレイです。浮遊球体ドローンディスプレイは主に3つのパーツから構成されます。1つ目は中心に配置されているドローン部分、2つ目はドローンの周りを囲う8本の弧状のLED、そして3つ目はドローンのプロペラが人やモノにぶつからないように保護するための全体を囲うプロテクタです。本技術は、弧状のLEDを回転させつつ、高速で点滅させ残像効果によって球形のディスプレイを映し出し,さらに内蔵されたドローンによって飛行します。従来よりドローンによる映像表現の技術は様々提案されておりましたが、空気の流れを妨げてしまうことや重量の増加といった課題があるため,大画面・高解像度のディスプレイをドローンに搭載することは困難でした。そこで残像効果によってディスプレイを表示する技術を応用すると共に,LEDの回転の反作用を打ち消すように制御することで、空中を飛び回る球形のディスプレイを実現しました。 審査講評 審査委員 ドローンを単一ピクセルとして利用する試みは多くあったが球面走査型のディスプレイとして用いる提案はユニークであり、スタジアムなどでの利活用を期待したい。 Post この記事のタイトルとURLをコピーする 日本列島VR 前の記事 TWINCAM:全天球リアルタイム立体視テレプレゼンスシステム 次の記事