生活支援ロボット

生活支援ロボット

トヨタ自動車株式会社

採択技術名

生活支援ロボット

採択者名

トヨタ自動車株式会社

採択年

2017年

特別賞

ACM SIGGRAPH Special Prizeを受賞

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

手足の不自由な方や高齢者のために家庭内の離れた場所に移動し、様子を確認したり、物を持ってくることができる小型ロボットです。将来的には、一般家庭の生活支援を目指しています。

詳細

生活支援ロボットは、家の中で人と共存し、より豊かな暮らしをサポートするホームロボットを目指して開発されています。人との親和性、スムースな移動性を考慮し、小回りが効くラウンドデザインと小型・軽量でコンパクトなボディーに、上下伸縮機構、折畳み式アームを備え、物を「掴む」「拾う」「取る」「持ってくる」ことができます。また、人への安全配慮設計により、家の中でロボットと人が触れても安全です。操作は簡単。IT機器と連携し、タブレット等とタッチするだけで、誰でも簡単にロボットを操作することができます。将来は、ロボットがネットワークに繋がり、家族が家の外からロボットを通じて見守りやお話したり、ロボットを操作して、生活のサポートを行うこともできます。

審査講評

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png
審査委員

実際に介護の現場で利用者の声を反映しながら開発されてきたHSRは、支援を必要とする人のニーズにマッチした機能を実現している。技術開発コミュニティの発足やロボカップ共通ハードへの選定など、実用化に向けた取り組みも進んでいる。

  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP