2019.07.10 Innovative Technologies 2019 電気刺激による味覚操作手法 電気刺激による味覚操作手法 東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター大阪大学 前田研究室明治大学 宮下研究室 採択技術名 電気刺激による味覚操作手法 採択者名 東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター 大阪大学 前田研究室 明治大学 宮下研究室 採択年 2019年 ※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。 概要 電気刺激によって味覚を変化させる手法には食器型と口腔外設置型に大別されます。器型はフォークやストロー等の食器を模したデバイスであり、事体験に自然に溶け込めるデザインとなっています。腔外設置型は顎に電極を配置する手法やグローブに電極を設置する方法などがあり、これらを展示します. 詳細 電気刺激による味覚の提示手法は電気味覚とも呼ばれ、約250年前から知られています。この技術を用いた味覚検査等は従来から行われてきました。これに対して、我々は電気刺激による味覚の提示に加えて、電気刺激の持つ味覚の抑制効果、増強効果を含めた味覚操作手法を開発してきています。この電気刺激による味覚の操作手法を利用して、食体験をデジタル技術によって変化させる新たな食メディアの研究開発を推進しています。 審査講評 審査委員 化学物質を付加することなく味覚を変化させる事の出来る未来の技術である。味覚のVRは世界的に例が少ない中、顎部電気刺激を利用して実際の食事中に食べているものの味覚を変えることに成功した先端的な研究開発であり今後の発展が期待される。 Post この記事のタイトルとURLをコピーする ロボット用アパレルブランド ROBO-UNI 前の記事 液体レンズを用いた高速焦点追従投影システム 次の記事