味覚ディスプレイ

味覚ディスプレイ

明治大学 宮下芳明

採択技術名

味覚ディスプレイ

採択者名

明治大学 宮下芳明

採択年

2021年

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

詳細

マイクで録音した音をスピーカーで再生する、カメラで録画した映像をテレビで再生するのと同様に、味センサで記録した味を再現できる「味覚ディスプレイ」を開発しました。イオン泳動方式は、ゲル内のイオンを電気によって動かし、舌に触れる基本五味の濃度を調整します。噴霧混合方式は、スプレーによって液体を噴霧し、味を混合して再現するとともに、画面を舐めたときに映っている食べ物の味を感じる機構も搭載しています。

審査講評

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遠隔地に伝えたり、記憶保存したり、標準化するなど、味のコンテンツ化の可能性は限りない。フードテックや調理ロボット、温室効果ガス対策としてのフェークミートなど、テクノロジーと“食”は大きな変革点と捉えられる点からも注目、評価したい取り組みだ。
(遠藤 諭 委員/株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員)

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