2022.11.21 Innovative Technologies 2022 エレキソルト エレキソルト:電気味覚での塩味増強効果を活用した、おいしさを我慢しない減塩手法の提 キリンホールディングス明治大学 採択技術名 エレキソルト:電気味覚での塩味増強効果を活用した、おいしさを我慢しない減塩手法の提案 採択者名 キリンホールディングス 明治大学 採択年 2022年 特別賞 ACM SIGGRAPH Special Prize Runner up(準優秀賞)を受賞 ※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。 詳細 日本人の1日当たりの食塩摂取量は、WHO基準の約2倍と非常に多く、食塩の過剰摂取は社会課題となっています。一方で、食塩を控えた食事(減塩食)の味が薄いことが、減塩食を続ける上での阻害要因となっていました。 我々は、電気味覚と呼ばれる電気刺激による味覚の提示手法を活用して、減塩食の味わいを増強させる独自の電流波形を開発し、減塩食を食べたときに感じる塩味が約1.5倍程度に増強されることを確認しました。さらに、この技術を搭載した日常の食生活で使用可能な食器型デバイスを作成し、社会実装に向けて開発を進めています。 審査講評 この手の体験型の技術は、実際に体験してみないと評価がつかないというのが正直なところですが。でも一方で、そもそも体験してみたいという気持ちになるか?ということが重要で、そういう意味ではこの技術は素直に体験してみたい!と思えたところが素晴らしいです。 (柳澤 大輔 委員/面白法人カヤック 代表取締役CEO) Post この記事のタイトルとURLをコピーする Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画 DCAJメンバーの『推しテック』その⑳ 前の記事 空間再現ディスプレイ ELF-SR2の開発 次の記事