BMI技術を応用した神経リハビリテーションと人間拡張

BMI技術を応用した神経リハビリテーションと人間拡張

應義塾大学理工学部 牛場潤一研究室
研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES

採択技術名

BMI技術を応用した神経リハビリテーションと人間拡張

採択者名

應義塾大学理工学部 牛場潤一研究室
研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES

採択年

2022年

特別賞

ACM SIGGRAPH Special Prize Honourable Mention(審査員賞)を受賞

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

詳細

脳卒中患者さんの頭皮上から脳波を記録して、これをリアルタイムにAI解析することで、脳内の神経活動を”見える化”します。損傷を免れた神経領域が活動したタイミングで、まひした手指に取り付けたロボットを駆動するようにプログラムすると、脳内に”手指の運動のための神経回路”が次第に作られていきます。従来の医療ではアプローチが困難だった重度な運動まひを治療することができるため、近い将来の実用化が期待されています。最近では、医療応用だけでなく、スポーツや演奏の技術向上等の人間拡張も試みられています。

審査講評

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2050年に完成すると言われているBMIの技術をここまでの精度で作成しているという技術的進展を踏まえて選定。研究分野のみだけではなく、リハビリへの活用などすでに実装レベルにまで達しているのが素晴らしい。メタバースなど新たなコンテンツ分野のインターフェースとしても期待。
(渡邊 佳奈子 委員/経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課長)

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