2022.08.30 Innovative Technologies 2022 CROSS MODAL : BEER CROSS MODAL : BEER 株式会社博報堂「Human X」株式会社invisi東京大学大学院准教授 鳴海拓志株式会社博報堂プロダクツ 採択技術名 クロスモーダル知覚を活⽤した、ビールのおいしさを増幅する音楽「CROSS MODAL : BEER」 採択者名 株式会社博報堂「Human X」 株式会社invisi 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 株式会社博報堂プロダクツ 採択年 2022年 ※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。 詳細 クロスモーダル知覚を活⽤して、ビールのおいしさを増幅する⾳楽を開発しました。ビールを飲みながら聞くと、ビールの様々な⾷感が際⽴ち、新たなおいしさ体験を創出する⾳楽です。注意制御がもたらす感覚増幅に着目し、リアルな音の誇張表現により高い臨場感を生んだり、別の効果音の組み合わせで食感を連想させたりすることで、おいしさを増幅させます。飲む前に聞いて期待感を高めるイントロから、「クリーミー感を増幅する音楽」「炭酸感を強める音楽」「のどごし感を増幅する音楽」と、一連の楽曲を聞きながらビールを味わうことで、時間の経過も含めた新たなおいしさを体験することができます。 審査講評 ビールと聞いて、テーブルについて一杯目のビールの旨さ、味覚や温度によって感覚が研ぎ澄まされるような一瞬を連想せずにはいられない。感覚の相互作用は腕時計型の補聴器も登場など注目分野。ビール業界との連携、商品化を期待する。 (遠藤 諭 委員長/株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員) Post この記事のタイトルとURLをコピーする BMI技術を応用した神経リハビリテーションと人間拡張 前の記事 生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット 次の記事