Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画 DCAJメンバーの『推しテック』その①

Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画
DCAJメンバーの『推しテック』その①

クラウドファンディング連携企画『推しテック』では、過去の10年以上にわたるInnovative Technologies採択技術からDCAJメンバーが選んだ『推し』の技術を紹介していきます!

『fVisiOn: 全周360度から観察可能なテーブル型メガネなし3Dディスプレイ』

国立研究開発法人情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所

(Innovative Technologies 2016採択技術)

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

小さな初音ミクが躍りまくる、すごいディスプレイ。Cool Japanという感じがしました。でも、この技術、コンサートをはじめとするエンタメにとどまらず、医療分野や製造業などいろんな分野に応用されていくと思います。

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

360度どこから見ても裸眼で3Dに見えるという立体画像ディスプレイです。多数の明るくて色鮮やかな3Dの人物や物体がテーブル上を動き回っています。立体像の反対側に鏡を置くとその立体像の背中側が見えるのには驚きました。これはもう立体像形成装置と言ってもいいくらいです。テーブルの下から多数の光線を当てて立体像を作っています。実物大の立体像が動き回るほど大きな装置になれば、幽体離脱した世界を体験することになりそうです。

『技術紹介』

fVisiOnは、何もない平らなテーブル上にバーチャルな3D物体が浮かぶように表示できる、テーブル型の新しい裸眼3D映像再生技術です。テーブルの作業用途に特化した着座を想定した観察形態を特徴とし、再生原理には、円状に配列された多数のプロジェクタと、すり鉢状の異方性背面投射スクリーンの組み合わせを用います。これらがテーブル面を通過する大量の指向性光線群を生成して、想定する3D形状を形作る光線を再現します。円周方向に水平視差を作り出すため、テーブルの周りに着座した人々は、360度の任意方向から適切な姿の3D映像を見ることができます。最新試作機は、一見すると高さ70cm、直径90cmの円卓ですが、その内部に全ての原理が納められています。幅10cm、高さ5cmのフルカラー・リアルタイム3Dアニメーションをテーブル上に再生でき、一定角度の斜め上から観察できる原理から、3D映像は着座した人だけでなくテーブルの周囲に立つ観衆からも同時に観察できます。fVisiOnは、一般的なテーブル上の協調作業などとの高い親和性があるため、電子書類やバーチャルモックアップを用いた、グループディスカッションや遠隔地会議などの活動に利用することが可能です。

Innovative Technologiesクラウドファンディングにご協力お願い致します!

『fVisiOn: 全周360度から観察可能なテーブル型メガネなし3Dディスプレイ』いかがでしたか?このような面白い最先端技術を体験できるイベントが『Innovative Technologies』です。研究者は日々の研究成果を世に出し、フィードバックを受けたり、ビジネス化への道を見つけることができます。ただ、近年の経済状況の変化や、公共の利益を目的としている事業形態の為、本事業を継続することは簡単ではありません。継続的に事業を行うため、今回クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!

プロジェクトページ:

「Innovative Technologies2022」採択技術を体験できます!

①株式会社Qosmo
深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
②キリンホールディングス / 明治大学
電気味覚での塩味増強効果を活用した食器型デバイス
③法政大学 / 東京大学 / 明治大学
身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
④東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
⑤應義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
BMI技術を応用した神経リハビリテーション
⑥株式会社 積彩
みる角度によって色が変わる3Dプリンティング技術
⑦株式会社Shiftall
超高解像度・超軽量のVRヘッドセット
⑧株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活用したビールのおいしさを増幅する音楽

採択技術詳細へ

こちらの8件の技術は、INTER BEE IGNITION × DCEXPO (会期:2022年11月16日(水)~18日(金) 会場:幕張メッセ)にて体験いただけます。皆様のご来場お待ちしております!

 

 

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