Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画 DCAJメンバーの『推しテック』その⑩

Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画
DCAJメンバーの『推しテック』その⑩

クラウドファンディング連携企画『推しテック』では、過去の10年以上にわたるInnovative Technologies採択技術からDCAJメンバーが選んだ『推し』の技術を紹介していきます!

勝率100%じゃんけんロボット

東京大学 石川・渡辺研究室

(Innovative Technologies 2014採択技術)

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

高速な後出しじゃんけん、イラっとするけど、勝負したくなります。勝てるわけないか。 

『技術紹介』

本技術では人間機械協調システムの一例として勝率100%じゃんけんロボットを開発しており、人間が手を出すと瞬時にその「手」を認識し、ロボットハンドは人間に勝つ「手」を出します。本システムは、人間を越えるロボットによって生み出される「ダイナミックインタラクション」の世界を実現したものであり、人間とロボットの新しい関係を提起するものです。高速ビジョン、動的な実体ディスプレイとしての高速ロボットハンド、コントローラから構成されており、ビジョンは500fpsで画像取得・処理を行い、ロボットハンドは0.1sで180度の開閉運動が可能で瞬間的な動作を実現し、コントローラは全体の入出力および制御を1ms毎に行っています。高速ビジョンを用いて2ms毎にグー・チョキ・パーを認識し、その認識から1ms後に人間に勝つ「手」をロボットハンドが出す高速な後出しじゃんけんを実現しています。ビジョンによる認識からロボットハンドの運動完了までの時間が約23msであり、人間の目が約33ms毎に認識しているため、本システムにおいて後出しに気づくことはほとんどありません。したがって、人間に遅延を感じさせることなく、人間の動作に同期したロボットの協調制御を実現しています。

Innovative Technologiesクラウドファンディングにご協力お願い致します!

『勝率100%じゃんけんロボット』いかがでしたか?このような面白い最先端技術を体験できるイベントが『Innovative Technologies』です。研究者は日々の研究成果を世に出し、フィードバックを受けたり、ビジネス化への道を見つけることができます。ただ、近年の経済状況の変化や、公共の利益を目的としている事業形態の為、本事業を継続することは簡単ではありません。継続的に事業を行うため、今回クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!

プロジェクトページ:

「Innovative Technologies2022」採択技術を体験できます!

①株式会社Qosmo
深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
②キリンホールディングス / 明治大学
電気味覚での塩味増強効果を活用した食器型デバイス
③法政大学 / 東京大学 / 明治大学
身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
④東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
⑤應義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
BMI技術を応用した神経リハビリテーション
⑥株式会社 積彩
みる角度によって色が変わる3Dプリンティング技術
⑦株式会社Shiftall
超高解像度・超軽量のVRヘッドセット
⑧株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活用したビールのおいしさを増幅する音楽

採択技術詳細へ

こちらの8件の技術は、INTER BEE IGNITION × DCEXPO (会期:2022年11月16日(水)~18日(金) 会場:幕張メッセ)にて体験いただけます。皆様のご来場お待ちしております!

 

 

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