Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画
DCAJメンバーの『推しテック』その⑪
クラウドファンディング連携企画『推しテック』では、過去の10年以上にわたるInnovative Technologies採択技術からDCAJメンバーが選んだ『推し』の技術を紹介していきます!
*技術名、受賞者名、技術説明等、採択当時のものを使用しております。
アクアトップディスプレイ
電気通信大学 情報システム学 小池研究室
(Innovative Technologies 2013採択技術)
体験したのは9年前ですが、水の中から指を出したら、チンアナゴみたいでした。今後、どんな使われ方をするのだろうと思いを巡らせながら体験するのがInnovative Technologiesの醍醐味だと思っているのですが、この時も、マジックショウ、アトラクション、ゲーム制作、デジタルアートなど、いろんな分野に使われていくんだろうなと考えていました。
『技術紹介』
AquaTop Displayは水面をディスプレイとするインタラクティブなシステムです。白濁するタイプの入浴剤を入れることで白くなった水面をスクリーンとして、プロジェクタの映像を投影します。深度カメラを使用して水面上に存在する身体を計測することで、水面でのタッチパネル機能を実現しました。映像表示面が液体の水であることから、ディスプレイの手前及びディスプレイ裏側の空間をユーザの身体が自由に行き来することができます。これによって、投影された映像を水面下から指で突き刺す動作で選択あるいは移動したり、映像を手で掴んで水の中に沈める仕草によって消去したり、さらに水面上から映像を両手で水ごとすくい取って移動させるなど、液体と身体を組み合わせた直感的なインターフェイスを実現しました。またゲームに応用することで、従来の「固体のディスプレイ」と「マウスやゲーム用コントローラ」の組み合わせでは困難だった「映像の世界に自分自身が入り込む感覚」を実現しています。
Innovative Technologiesクラウドファンディングにご協力お願い致します!
『アクアトップディスプレイ』いかがでしたか?このような面白い最先端技術を体験できるイベントが『Innovative Technologies』です。研究者は日々の研究成果を世に出し、フィードバックを受けたり、ビジネス化への道を見つけることができます。ただ、近年の経済状況の変化や、公共の利益を目的としている事業形態の為、本事業を継続することは簡単ではありません。継続的に事業を行うため、今回クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!
プロジェクトページ:
「Innovative Technologies2022」採択技術を体験できます!
①株式会社Qosmo
深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
②キリンホールディングス / 明治大学
電気味覚での塩味増強効果を活用した食器型デバイス
③法政大学 / 東京大学 / 明治大学
身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
④東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
⑤慶応義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
BMI技術を応用した神経リハビリテーション
⑥株式会社 積彩
みる角度によって色が変わる3Dプリンティング技術
⑦株式会社Shiftall
超高解像度・超軽量のVRヘッドセット
⑧株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活用したビールのおいしさを増幅する音楽