Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画 DCAJメンバーの『推しテック』その③

Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画
DCAJメンバーの『推しテック』その③

クラウドファンディング連携企画『推しテック』では、過去の10年以上にわたるInnovative Technologies採択技術からDCAJメンバーが選んだ『推し』の技術を紹介していきます!

『透明プリウス』

慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 稲見研究室

(Innovative Technologies 2012採択技術)

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

記念すべき第1回目のInnovative Technologiesの採択技術になります。 特別賞Industryを受賞した技術になります。 稲見先生の研究の代名詞ともいえる光学迷彩を実際の車に利用したもので、会場に実際にプリウスを持ち込んでいただき乗車して体験することができました。 今では車の周り360度を見ることができるようなシステムもありますが、当時は非常に画期的なシステムでした。

『技術紹介』

光学迷彩の技術をプリウスに搭載することで、ドライバーから後部座席があたかも透明になったように車両後方をみることができるシステムです。これにより、通常では死角となって見えない部分にある障害物などが容易に確認できるといった様に、車両後方の視認性向上を実現しています。本システムは車両周辺環境の安全性を向上するという課題に対して、周辺映像を車内の小さな画面に表示するのではなく、ドライバーが周囲を見渡すことにより、周辺環境を、実際に存在する位置に、実寸大で視認できるという点に高い独創性があります。本システムにより、ドライバーの死角を大幅に減らし、ドライバーと車両の身体感覚の一体化をより促進することで、運転時の安全性のみならず安心感をも向上させることが期待されます。また本研究で用いる再帰性投影技術は我々の研究グループが最初に提唱した独自の研究であり、国内・国外で当該技術に関し権利化を行なっているため、技術的独創性も高いものとなっています。

Innovative Technologiesクラウドファンディングにご協力お願い致します!

『透明プリウス』いかがでしたか?このような面白い最先端技術を体験できるイベントが『Innovative Technologies』です。研究者は日々の研究成果を世に出し、フィードバックを受けたり、ビジネス化への道を見つけることができます。ただ、近年の経済状況の変化や、公共の利益を目的としている事業形態の為、本事業を継続することは簡単ではありません。継続的に事業を行うため、今回クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!

プロジェクトページ:

「Innovative Technologies2022」採択技術を体験できます!

①株式会社Qosmo
深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
②キリンホールディングス / 明治大学
電気味覚での塩味増強効果を活用した食器型デバイス
③法政大学 / 東京大学 / 明治大学
身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
④東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
⑤應義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
BMI技術を応用した神経リハビリテーション
⑥株式会社 積彩
みる角度によって色が変わる3Dプリンティング技術
⑦株式会社Shiftall
超高解像度・超軽量のVRヘッドセット
⑧株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活用したビールのおいしさを増幅する音楽

採択技術詳細へ

こちらの8件の技術は、INTER BEE IGNITION × DCEXPO (会期:2022年11月16日(水)~18日(金) 会場:幕張メッセ)にて体験いただけます。皆様のご来場お待ちしております!

 

 

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