映画『スパイダーマン』や『アバタ―』のCG技術の開発等で世界的に著名なCG研究者であるPaul Debevec氏を米国から招聘し、新しい技術の発想やCGのトレンド等について語っていただきます。また、自身がUSCで開発した「An Auto-Multiscopic Projector Array for Interactive Digital Humans」がDCEXPO2015 Special Prizeを受賞したことを受け、本技術の面白さや今後の応用についてもお話いただきます。
その後、産官学からパネリストに登壇いただき、新しい技術の芽が次々に出てくるために必要な環境、技術の実用化に重要な観点について、また、これからの若者が斬新な発想で研究開発に取り組み、技術を産業につなげて行くためのアドバイスをいただきます。
その後、産官学からパネリストに登壇いただき、新しい技術の芽が次々に出てくるために必要な環境、技術の実用化に重要な観点について、また、これからの若者が斬新な発想で研究開発に取り組み、技術を産業につなげて行くためのアドバイスをいただきます。
- 日時
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10月23日(金)
開場 15:00 開演15:15 終演16:45 - 場所
- 1階 センターステージ
- 出演者
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- Paul Debevec
Research Professor, University of Southern California (USC)
Chief Visual Officer, USC’s Institute for Creative Technologies
1996年UC BerkeleyでPhDを取得後、フォトグラメトリー、イメージ・ベースト・レンダリング、フェイシャルアニメーション、3Dディスプレイ等を研究。2010年にScientific and Engineering Academy Award®を受賞した「Light Stage Facial Capture Systems」は、『スパイダーマン2』『アバター』『アベンジャーズ』『グラビティ』『マレフィセント』等、数々の映画で使用された。最近では、スミソニアン博物館でオバマ大統領の3Dモデルスキャン等にも携わっている。 - 稲見 昌彦
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授
1999年東京大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。東京大学リサーチ・アソシエイト、同大学助手、電気通信大学講師、同大学助教授、JSTさきがけ研究者、MITコンピュータ科学・人工知能研究所客員科学者、電気通信大学知能機械工学科教授を経て、現在慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。超人スポーツ協会共同代表。 - 青木 崇行
カディンチェ株式会社代表取締役
2009年慶應義塾大学にて博士(政策・メディア)取得。ソニー株式会社を経て、カディンチェ株式会社を設立。カディンチェでは室内空間表現技術やパノラマコンテンツホスティングサービスの研究や運営に従事。VRクリエイティブアワード2015優秀賞受賞。 - 平井 淳生
経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課 課長
昭和42年生まれ、大阪府出身。京都大学大学院工学研究科修了後、平成4年通産省入省。中小企業庁技術科課長補佐を経て、平成13年、東映アニメーション(株)に官民交流派遣。その後、経産省に戻り商務情報政策局情報政策課、情報通信機器課、情報経済課を経て、九州経済産業局地域経済部長、中小企業庁経営支援部創業・技術課長、技術・経営革新課長を歴任。平成27年7月より現職。
- 市原 健介
一般財団法人デジタルコンテンツ協会 専務理事
1986年東京工業大学(院)電気・電子工学専攻修士課程修了。同年通商産業省入省以来、経済産業省、防衛庁、内閣府等の各部局を歴任。2007年沖縄総合事務局経済産業部長、2009年日本貿易振興機構産業技術部長/機械・環境産業部長、2012年国立大学法人東京工業大学教授。2014年6月現職に就任。専門は、産業政策、イノベーション論、組織マネジメント。
- Paul Debevec