Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画 DCAJメンバーの『推しテック』その⑬

Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画
DCAJメンバーの『推しテック』その⑬

クラウドファンディング連携企画『推しテック』では、過去の10年以上にわたるInnovative Technologies採択技術からDCAJメンバーが選んだ『推し』の技術を紹介していきます!

変幻灯

日本電信電話株式会社

(Innovative Technologies 2015採択技術)

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

静止画に光を当てると動いているように見える技術です。元の絵や写真は変化していないのに、とても自然に炎がゆらいだり風が吹いたり表情が変わったりしているように見えます。人が動きのあるものをどうやって見ているのかという基礎研究を積み重ねから生まれた技術です。今まで動いていると思っていたものが、実は光が当たって揺らいでみていえていただけなのか、とかいろいろ考えてしまいます。いずれ街中の看板が皆動いて見えるようになるのかも知れません。
 

『技術紹介』

変幻灯は、止まっている対象を錯覚的に動いて見せる光投影技術です。明るさの動き情報を対象に投影することにより、投影対象の色や肌理の見かけを保持したまま、その対象に錯覚的な動き印象を与えることができます。投影された動き情報と、対象が本来もつ色や肌理の情報が脳内で統合され、結果的に対象自体が動いているような錯覚が生じます。ビデオプロジェクタだけではなく、透過型ディスプレイに明るさ動き情報を提示することにより、その背後にある3次元物体にも動きの印象を与えることができます。インテリア、広告、アートなど我々を取り巻く日常の様々なシーンでの利用が期待され、次世代の情報提示技術として「変幻灯」の開発を続けています。

Innovative Technologiesクラウドファンディングにご協力お願い致します!

『変幻灯』いかがでしたか?このような面白い最先端技術を体験できるイベントが『Innovative Technologies』です。研究者は日々の研究成果を世に出し、フィードバックを受けたり、ビジネス化への道を見つけることができます。ただ、近年の経済状況の変化や、公共の利益を目的としている事業形態の為、本事業を継続することは簡単ではありません。継続的に事業を行うため、今回クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!

プロジェクトページ:

「Innovative Technologies2022」採択技術を体験できます!

①株式会社Qosmo
深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
②キリンホールディングス / 明治大学
電気味覚での塩味増強効果を活用した食器型デバイス
③法政大学 / 東京大学 / 明治大学
身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
④東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
⑤慶応義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
BMI技術を応用した神経リハビリテーション
⑥株式会社 積彩
みる角度によって色が変わる3Dプリンティング技術
⑦株式会社Shiftall
超高解像度・超軽量のVRヘッドセット
⑧株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活用したビールのおいしさを増幅する音楽

採択技術詳細へ

こちらの8件の技術は、INTER BEE IGNITION × DCEXPO (会期:2022年11月16日(水)~18日(金) 会場:幕張メッセ)にて体験いただけます。皆様のご来場お待ちしております!

 

 

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