Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画 DCAJメンバーの『推しテック』その⑭

Innovative Technologies クラウドファンディング連携企画
DCAJメンバーの『推しテック』その⑭

クラウドファンディング連携企画『推しテック』では、過去の10年以上にわたるInnovative Technologies採択技術からDCAJメンバーが選んだ『推し』の技術を紹介していきます!

*技術名、受賞者名、技術説明等、採択当時のものを使用しております。

ピクシーダスト

東京大学 暦本研究室・落合陽一/名古屋工業大学 星研究室

(Innovative Technologies 2014採択技術)

https://dcexpo.jp/i-tech/c/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

落合先生が立ち上げたピクシーダストテクノロジーズ株式会社の社名の由来となった技術です。 特別賞Cultureを受賞した技術になります。 実際の物体を超音波を使って空中に浮かせることで文字や図を表現できるもので、空中に物体が揺れながら浮くさまは、見ていて可愛らしくも感じられます。 まさにPixie Dust(妖精の粉)のネーミングがぴったりだと思いました。
 

『技術紹介』

物体が空中に留まり、動き、群体で形を成すことは非常に神秘的です。自由な素材でできたものを3次元空間上の自由な位置に浮遊させ、移動させる方法はこれまで存在しませんでしたが、我々のチームは音響浮揚技術を拡張することにより、2013年に世界で初めてそれを可能にしました。この装置はフェーズドアレイとよばれる特殊な超音波スピーカーを対向させて配置するデザインにより、任意の場所でものを浮かせ、3次元空間上の好きな位置に移動させ、さらにそれによるグラフィクスを形成することができます。これにより、空中にスクリーンとして物体を保持すること、その物体を高速で動かして絵を描くことや、デジタルファブリケーションされた物体を空中で動かすことなどができます。これにより、今まで物理世界に対して静的であったデジタルデザインを動的に拡張させるフレームワークとして、表現技術の更なる発展に寄与することが出来ると考えます。

Innovative Technologiesクラウドファンディングにご協力お願い致します!

『ピクシーダスト』いかがでしたか?このような面白い最先端技術を体験できるイベントが『Innovative Technologies』です。研究者は日々の研究成果を世に出し、フィードバックを受けたり、ビジネス化への道を見つけることができます。ただ、近年の経済状況の変化や、公共の利益を目的としている事業形態の為、本事業を継続することは簡単ではありません。継続的に事業を行うため、今回クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします!

プロジェクトページ:

「Innovative Technologies2022」採択技術を体験できます!

①株式会社Qosmo
深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
②キリンホールディングス / 明治大学
電気味覚での塩味増強効果を活用した食器型デバイス
③法政大学 / 東京大学 / 明治大学
身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
④東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
⑤慶応義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
BMI技術を応用した神経リハビリテーション
⑥株式会社 積彩
みる角度によって色が変わる3Dプリンティング技術
⑦株式会社Shiftall
超高解像度・超軽量のVRヘッドセット
⑧株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活用したビールのおいしさを増幅する音楽

採択技術詳細へ

こちらの8件の技術は、INTER BEE IGNITION × DCEXPO (会期:2022年11月16日(水)~18日(金) 会場:幕張メッセ)にて体験いただけます。皆様のご来場お待ちしております!

 

 

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP