ASIAGRAPH 2008 in Tokyo

トークセッション

アニメーションにみる都市空間デザインの秘密日本語/英語(同時通訳)
アニメーションで描かれる近未来の電脳都市、サイバーテロにより壊滅した仮想都市など、物語の時代背景、コンセプトを示すには都市空間デザインが欠かせない。建築家・隈研吾氏とプロダクション・アイジー石川氏が、アニメーションで描かれる都市空間デザインについて語る。

※事前予約は終了しましたが、当日席もご用意しております

【日時】 10月25日(土)15:45〜17:00
【受講料】 無料
【会場】 日本科学未来館7F(みらいCANホール)
【出演者】

[ モデレータ ]

廣瀬 通孝 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授

廣瀬 通孝
東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授

昭和57年3月、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。同年東京大学工学部講師、昭和58年東京大学工学部助教授、平成11年東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学先端科学技術研究センター教授、平成18年東京大学大学院情報理工学系研究科教授、現在に至る。
専門はシステム工学、ヒューマン・インタフェース、バーチャル・リアリティ。主な著書に「バーチャル・リアリティ」(産業図書)。総務省情報化月間推進会議議長表彰、東京テクノフォーラムゴールドメダル賞、大川出版賞、など受賞。

[ パネリスト ]

石川 光久 株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長

石川 光久
株式会社プロダクション・アイジー代表取締役社長

1958年10月東京都生まれ。Production I.G.,LLC(米国)の代表取締役を兼務。
大学卒業後、竜の子プロダクションに入社。1987年、同社より独立し創業。
プロデューサーとして数多くのアニメーション映画、ゲーム制作などを手がける。
主なプロデュース作品として、劇場「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」('95)、劇場「BLOOD THE LAST VAMPIRE」('00)、テレビシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」('02)、等がある。
2003年 「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン(EOY JAPAN 2003)」日本代表に選出。 2004年より 東京大学特任教授就任。
2005年、株式会社プロダクション・アイジーはジャスダック証券取引所に上場。
現在、押井 守監督の最新劇場アニメーション「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」公開中。

[ パネリスト ]

隈 研吾 建築家

隈 研吾
建築家

1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、隈研吾建築都市設計事務所主宰。2001年より慶應義塾大学理工学部教授。1997年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞受賞、同年「水/ガラス」でアメリカ建築家協会ベネディクタス賞受賞。2002年「那珂川町馬頭広重美術館」をはじめとする木の建築でフィンランドよりスピリット・オブ・ネイチャー 国際木の建築賞受賞。近作にサントリー美術館。著書に「負ける建築」(岩波書店)「新・建築入門」(ちくま新書)

フラッシュアニメ台頭後のクリエイター事情/個人制作作品から見える新たなチャンネル
インターネットの登場で様々な角度から自己表現ができるようになった現在。フラッシュという新たなツールの登場以降、媒体や流通の枠に囚われないビジネスモデルが登場したことはコンテンツ業界にとって画期的な出来事であるが、個人制作の現場はさらなる多様な進化を遂げ、今までにないほど独創的な個性で道を切り開いている。今回それらの作品を基に、業界や個人作家に求められる今後を考察する。

【日時】 10月26日(日)14:00〜15:00
【受講料】 無料
【会場】 日本科学未来館1F(センターステージ)
【出演者】

[ パネリスト ]

左山 誠 建築家

左山 誠
作家名:ルンパロ・チータ
神戸芸術工科大学・先端芸術学部・メディア表現科 講師

ブロードバンドが定着しだしたころよりインターネット上にルンパロ・チータというハンドルネームでFlashを用いたアニメーション作品を発表し、 国内外のコンテストで受賞暦を持つアニメーション作家。
2005年度、FROGMAN氏やラレコ氏がデビューするキッカケとなりFlashアニメーションをビジネス化へ進めるけん引役となったイベント『JAWACON』ほか、 アニメーション作品や技術を紹介するイベントを数多く主宰する。
2008年には講談社よりオリジナルキャラクターを用いた児童書を出版。

[ パネリスト ]

竹熊 健太郎 建築家 京都精華大学客員教授

竹熊 健太郎
京都精華大学客員教授

1960年東京生まれ。編集家・マンガ原作者
82年よりマンガとアニメーションを中心とした分野でライター兼編集者として活動。
89年からマンガ家・相原コージとともに『サルでも描けるまんが教 室』(小学館)を連載。90年代に「Quick Japan」誌にて康芳 夫・石原豪人・川内康範・糸井貫二ら当代の奇人偉人にインタビューを刊行、『篦棒(ベラボー)な人々』として太田出版より上梓(現在は河出文庫に所収)。95年の地下鉄サリン事件に衝撃を受け 『私とハルマゲドン』(ちくま文庫)を刊行。また庵野秀明監督のロン グ・インタビューを『庵野秀明スキゾ・エヴァンゲリオン』『同パラノ・エヴァンゲリオン』として刊行(大泉実成と共著・太田出版)。2004年12月よりブログ「たけくまメモ」を公開。総アクセス数は2200万を越え、現在も鋭意更新中。