展示

高品位スマート3D制作システム

株式会社キュー・テック

 キュー・テックは、長年にわたり培ってきた高品質映像制作技術をベースに、映画・ビデオパッケージ・イベントなどの各種3D作品を制作してきました。本展では、3D作品の制作で最も重要なカメラについて、小型で高画質なコンパクトリグ方式3Dカメラと、SSDレコーダーをセットしたスマート3Dシューティングシステムを展示、従来の大掛かりな3D撮影から、機動力に優れ、撮影現場でのセットアップタイムを大幅に短縮することを実機のデモンストレーションでご体験いただきます。また、映画作品などを手掛ける経験豊富なステレオグラファーによる高品位2D-3D変換作業を紹介、企画から撮影、編集、DCP、Blu-ray3Dまでの3Dトータルソリューションをご提案いたします。
◇主な展示品
コンパクトリグ方式2K 3Dカメラシステム
コンパクトSSD 3Dレコーダー

フルハイビジョン3D液晶モニター/リアルタイム2D/3D変換器

株式会社JVCケンウッド

株式会社JVCケンウッドでは、3D制作、上映現場をサポートできるよう、業務用に小型から大型までの豊富な3Dモニターラインナップを準備しております。今回は撮影現場や編集室での用途に適した24型新商品と、様々な用途に提案できる32型(試作機参考出品)を展示します。特に24型は3D画像の視差量確認など、制作現場で必要となる多彩なサポート機能を設けています。モニター画質とともに、それらのサポート機能もご確認下さい。また、現在の3Dコンテンツ制作では、3D撮影だけでは一つの作品を完成させるのが困難です。2D撮影や既存のコンテンツを流用せざるおえない機会も多数発生します。そのような時、JVCのオリジナルアルゴリズムを用いた2D3D変換機は、非常に役立つツールです。今回は、好評発売中のリアルタイム2D3D変換機を新バージョンソフトとともに展示。変換精度が向上しリアル感を増した2D3D変換画像を是非ご確認下さい。

3D視覚刺激心理実験

株式会社ソリッドレイ研究所

3Dによる視覚刺激・心理実験の映像を展示します。3次元の仮想空間を自由に構築・体験できるVRソフトウェア『オメガスペース』と、低価格の3Dプロジェクタを使用。視覚、心理の実験ツールとしてご利用いただけます。
・聴覚、反力等の多感覚提示に対応
・各種デバイス対応(ファントムオムニ、FASTRAK、立体音響、各種HMD等)
・各種立体視対応(ドーム、CAVE、マルチスクリーン、シリンドリカル等)
・ランダムドットステレオグラム対応

立体視(S3D)コンテンツの評価システムと表現技術

株式会社 クオリティ エクスペリエンス デザイン

クオリティ エクスペリエンス デザイン(QXD)は、人間工学に基づく立体視(S3D)コンテンツの評価と、2DからS3Dコンテンツを制作する2D→S3D変換に関する最新技術を紹介します。
S3Dコンテンツの評価では、安全で快適なユーザエクスペリエンスの提供を目的として開発されたセットトップボックス「DepthChecker」を展示します。「DepthChecker」の使用により、撮影現場での視差角確認を、手軽かつリアルタイムで行うことが可能です。
2D→S3D変換では、定量的な視差角分布の管理ツールや、ヒトの知覚特性の観点による表現手法などを用いて制作した、S3Dコンテンツのデモンストレーションを行います。

普通の液晶ディスプレイと市販のフライアイレンズを用いたインテグラルフォトグラフィ

神奈川工科大学 谷中研究室

インテグラルフォトグラフィは,裸眼立体視ができ,かつ水平方向だけでなく垂直方向にも視差があるので,観察者の左右の目を結ぶ線がディスプレイに対しどのような角度であっても,立体に見える優れた方式です。この方式は,液晶ディスプレイの上に,昆虫の複眼に似たフライアイレンズ(ハエの目レンズとも言う)という,微小な凸レンズを多数集積した特殊なレンズを重ねることで実現できます。しかし従来は,フライアイレンズの微小な凸レンズ1個あたり,整数個の液晶ディスプレイの画素を割り当てる必要があったので,液晶ディスプレイの解像度ごとにフライアイレンズを設計製造する必要があり,非常に高価でした。しかしわれわれのグループが開発した「拡張フラクショナルビュー」という方式を用いれば,フライアイレンズの微小な凸レンズ1個あたり,任意の実数個の液晶ディスプレイの画素を割り当てることができるので,安価な既製のフライアイレンズを使うことができるようになりました。従って普通のPCの液晶ディスプレイ上に市販のフライアイレンズを重ねたシンプルな構成で高品質のインテグラルフォトグラフィを,極めて安価に実現する道が開けました。

IMAGICA MINI(ストップモーション式3D撮影システム)

株式会社 IMAGICA

IMAGICAが独自開発した3D静止画撮影システムです。専用RIG装置に1台のデジタルスチルカメラを搭載し、コンバージェンスとインターアクシャルを自動制御しながら、3D静止画を撮影することが可能です。駒撮りアニメや静止物の3D撮影に最適であり、現在特許出願中です(特許出願番号:特願2011-145504)。

IMAGICAプリビズシステム

株式会社 IMAGICA

米国InterSense社が開発したVcamシステムを利用したIMAGICA独自のプリビズシステムをご紹介します。従来のようなCGムービーを時間をかけて製作するような手法ではなく、リアルタイムかつインタラクティブにプリビズ作業を実現します。最近の映像制作のトレンドでもあるステレオ3Dにも対応しており、3Dシーンの効果的な演出方法や立体感の確認が可能です。また、可搬性に優れたシステムなので、制作会社などの会議室はもちろんのこと、撮影スタジオやロケーション現場においてもプリビズ作業を行うことができます。特に、映画やドラマのような多くのカットを短時間で確認をしたい場合、大きな効果を生みます。

日テレグループ 3Dコンテンツへの取り組み

日本テレビ放送網/日テレAX-ON/日テレ・テクニカル・リソーシズ

・「巨人-広島」戦の3D野球中継(2010年9月12日)
 東京ドームで行なわれた巨人戦中継を3Dで制作。地上波、CS放送、BS放送の3波並列中継に加え、スカパーでの3D生中継を実施しました。
 バックネット裏のカメラから撮影した映像は、3Dならではの奥行き感溢れる映像となっています。
・任天堂3DSへの3Dコンテンツ配信
 「どうぶつdeカレンダー」、「ぶらり特選 鉄ビュー3D」、「マジック教室3D」の3つのコンテンツを展示しました。実際に見ているかのような立体的な存在感を表現しています。手を伸ばせば触れるかのような自然な立体感を追求しています。
・「映画 怪物くん」、「ALWAYS 三丁目の夕日’64」3D予告映像等
 2011年下半期話題の3D映画2本の予告映像を展示しました。
・2011東北の祭 3D映像
小型端末・裸眼3Dデバイス向けに視差・画角等を設定。祭りの臨場感、人々の活気を3Dで表現しています。

ニンテンドー3DS

任天堂株式会社

ニンテンドー3DSは、専用のメガネをかけなくても立体映像でゲームが楽しめます。3Dスクリーンでは、奥にひろがる空間を感じ取れたり、キャラクターが飛び出して見えたり、いままでに体験したことのなかった新しいゲームの世界にプレイヤーを誘います。

ScritterH:3D映像互換の多重化・隠蔽映像システム

神奈川工科大学 情報メディア学科 白井研究室

「奥行き・飛出し」だけの3D映像はいずれ飽きられます!
映像多重化・隠蔽システム「ScritterH」は、従来の3D上映技術の延長に新しい付加価値を生み出すデジタルコンテンツを実現させます。

現在の3Dディスプレイと互換の方法で、個々の視聴者に向けて映像を多重表示する技術および、裸眼の視聴者と特定の視聴者に向けて異なる情報を表示することができるディスプレイシステム及びアルゴリズムです。
シャッター方式による多重化は競合特許が混在していますが、本技術は偏光メガネをベースとした技術であり、安価に産業化できます。画面分割と異なり、解像度が減少せず、ユーザー側に電気的なデバイスを必要せず、高価で特殊なデバイスも不要で、既存の3Dディスプレイに互換性があるため、既存製品に少ない投資で付加価値を追加できます。
はばひろい種類の3Dディスプレイ方式に利用できるアルゴリズムとして、3Dプロジェクターへの標準搭載、医療用/教育用ディスプレイ、デジタルサイネージ、エンタテイメントシステムへの応用が期待されています。

THE 世界遺産3D GRAND TOUR

TBSテレビ / BS-TBS

今まで、数々の美しい自然遺産やかけがえのない文化遺産を紹介してきたTBSのドキュメンタリー番組「THE 世界遺産」。この番組を3Dのために新たに撮りおろした作品がこの「THE 世界遺産3D GRAND TOUR」です。
最先端の3D撮影システムを駆使し、多彩なカメラワークで撮影された作品は、まるで自分がその中にいるような圧倒的臨場感で、見ている人を世界遺産へいざないます。 機材協力 ソニー
毎週土曜日17:30~BS-TBSにてOA中

3D☆3D サンデー・サンデー

フジテレビジョン / BSフジ / ソニー / 共同テレビ

2011年1月よりスタートした『3D☆3D』は、放送局、メーカー、制作会社が一丸となり、多様なジャンルの3Dコンテンツによる楽しみを提供すべく、企画、制作、放送までを行っている3D番組です。日本の風景、旅情、伝統、世界の自然・動物、登山など様々なシチュエーションで撮影され、臨場感あふれる3D映像で放送した企画の一部を紹介します。

3Dコンテンツ「東日本大震災」その他3Dコンテンツ展示

株式会社NHKメディアテクノロジー

弊社は20年以上前から3Dハイビジョン映像の制作に取り組み、3D機材の開発や3D撮影ノウハウの蓄積に取り組んでまいりました。今回ご紹介する「3D東日本大震災」は未曾有の大震災によって津波に見舞われた被災地を最新の3D映像技術で記録して、より多くのみなさまに見ていただくとともに、この映像を後世に残して今後の復興と防災に生かしていただく一助にもなればと考え3D記録いたしました。撮影期間:2011年4月7日~13日
撮影地:陸前高田市、石巻市、東松島市、仙台平野(仙台市荒浜)、宮古市(田老)、南三陸町、気仙沼市など。
同時上映として、最新の3D映像を展示しております。ブースにお立ち寄りいただき是非ご覧下さい。


3D LED - Sony PCL 3D EXPERTS -

ソニーPCL株式会社

■ 3D LED の特徴
① 明るさが、輝度が圧倒的に違う
② 高精細
③ 視野角が断然広い

■ Sony PCL 3D EXPERTS(3D トータルソリューション)
当社オリジナル開発の3D撮影リグを用いた高品位な3D撮影からiQ Pabloによるスピーディな3Dマスター制作、さらには“ブルーレイ3D”制作や大型3D LEDディスプレイを用いたイベント上映など、3D映像に関する様々なニーズにお応えします。

業務用一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DP1」

パナソニック株式会社

AG-3DP1は、本格的なハイエンドの3D映像収録を実現する、
P2HDシリーズの一体型二眼式3Dカメラレコーダーです。
17倍の二眼式ズームレンズ、220万画素1/3型3MOSセンサ、
AVC-Intraコーデックを採用しています。
リグ式カメラに代わるメインカメラとして、運用性・機動性を
活かし、幅広いシーンで高品質な3D映像収録をサポートします。

3D紀行【全10作品+特別編】

日本BS放送株式会社

今までにBS11で制作した番組・3D紀行10作品を一挙公開。美しい水中世界、タヒチ・ルルツ島やモルディブをはじめ、エンターテインメントとグルメ、ショッピングの都、韓国・ソウルの街並み、東京スカイツリーが見える風景などを臨場感あふれる3D映像で再現します。その中でも、世界中のダイバーの憧れの海、タヒチ・ランギロア島での3D映像は迫力満点。美しい水中と、そこに棲むイルカやサメ、海がめなどの海洋生物、そしてルルツ島で子育てをするザトウクジラ親子の様子は非日常の世界へと誘います。さらに、今年10月3日から放送されるモルディブ編も公開。インド洋に浮かぶ、海の宝石と呼ばれる島の風景をお楽しみください。

大画面マルチタッチモニタ『DuoTouch』

株式会社ソリッドレイ研究所

マルチタッチができる52インチ大型モニタセット『DuoTouch』
◆直観的なマルチタッチ操作
◆多目的に利用可能! 
ある時はショールームに、ある時はテレビやパソコンに。様々な用途に利用できます。
◆移動も簡単!
専用のキャスタースタンドを利用すれば簡単に移動できます。
◆縦置き・横置き・平置きOK!
◆サンプルコンテンツとして水の波紋エフェクト付!

デジタル 3D トータル ソリューション

株式会社オムニバス・ジャパン

3Dコンテンツが様々な広がりをみせている中で、実際目にする機会が少ない現実があります。これまでオムニバス・ジャパンが携わってきた3Dコンテンツの映像事例を紹介することで、映画、シネアド、イベントなど様々なジャンルの3D映像を体感していただけます。