シンポジウム

-「ソーシャルコンテンツ」大爆発  ~パーソナル・ファブリケーションからゲーミフィケーションまで~  【予約受付中】

日時
10月22日(土)13:30~14:50(開場:13:20)
場所
日本科学未来館 みらいCANホール

「ソーシャルコンテンツ」大爆発~パーソナル・ファブリケーションからゲーミフィケーションまで~ 
 映画、ラジオ、電話、大量印刷などのテクノロジーが19世紀の終わりに生まれ、20世紀をメディアの時代にしました。その20世紀の終わりにネット、スマートフォン、クラウドが生まれて、これを100年ぶりにひっくり返そうとしています。新しいテクノロジーによるモノ作りでの主客逆転が「パーソナル・ファブリケーション」、オンラインゲームではなぜ誰もが燃えるのかという素朴な疑問から始まった「ゲーミフィケーション」です。ソーシャル化するコンテンツによって個人でできることの範囲やスタイルが大きく変わりつつあるのです。本シンポジウムでは、これらの第一人者に集まっていただき、全コンテンツ領域に関係する新しい送り手と受け手のメカニズムを検証します。

遠藤 諭

㈱アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所 所長

1956年長岡市生まれ。株式会社アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所所長。85年アスキー入社、91年より『月刊アスキー』編集長、同誌編集人、株式会社アスキー取締役などを経て、2008年4月より現職。アスキー総研では、ネット行動とコンテンツ消費から現在の消費行動を見るというコンセプトで、調査・分析・コンサルティングを行っている。ミリオンセラーとなった『マーフィーの法則』の編集を手がけたほか、『近代プログラマの夕』、『ジェネラルパーパス・テクノロジー』(野口悠紀雄氏との共著)、『日本人がコンピュータを作った!』、『ソーシャルネイティブの時代』などの著書がある。アスキー入社前の1983年代に「オタク」という言葉を生みだした『東京おとなクラブ』を創刊・編集長をつとめている。

猪子 寿之

ウルトラテクノロジスト集団 チームラボ 代表

 「ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表。1977年徳島市出身、001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究。経済産業省クール・ジャパン官民有識者会議民間委員も兼任。

 チームラボは、プログラマ(アプリケーションプログラマ、ユーザーインター フェイスエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア)、ロボットエンジニア、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CG アニメーター、編集者など、情報化社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。

小林 茂

岐阜県立国際情報科学学術アカデミー[IAMAS]准教授

1970年愛知県名古屋市生まれ。1993年より電子楽器メーカーに技術者およびシンセサイザーのサウンドデザイナーとして勤務した後、2004年7月よりIAMASでフィジカル・コンピューティング等のレクチャーを担当。主な興味は電子楽器を含むユーザ・インタフェース。最近の主な研究はプロトタイピングのためのツールキット「Gainer」および「Funnel」。未踏ソフトウェア創造事業2007年度第I期に採択された「プロトタイピングのためのツールキット『Funnel』の開発」によりIPA(情報処理推進機構)よりスーパークリエータに認定。
Twitter: @kotobuki

田中 浩也

慶應義塾大学SFC環境情報学部 准教授/ FabLab Japan Founder

1975年北海道札幌生まれ。京都大学総合人間学部、同・人間環境学研究科、東京大学工学系研究科修了。博士(工学)。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員を歴任。デザインとエンジニアリングをつなぐツール・マシン・マテリアルの開発研究を行っている。