音手(おんず)は、拍手を模倣した多目的機械装置です。
飛び出す立体映像に触れる感覚を体験することができる技術です。ペン先位置に立体映像を飛び出させて表示すると共に3Dディスプレイ背面に配置したコイルに電流を流して磁界を発生させることで、磁石が取り付けられたペン先に対して反力を与えることができます。視覚及び力覚のフィードバックが同時に発生するため、飛び出した立体映像にあたかも触れたような感覚を体験することが可能となります。
書撮りくんENは、クラウド対応したホワイトボードです。ホワイトボード上の文字や図をワンタッチでEvernoteにイメージファイルとして保存が可能です。手書き文字をテキストデータへ変換してEvernoteに保存することもできます。会議やブレーンストーミング、授業などで活躍、場所や時間を選ばずにホワイトボードの内容を共有することができます。教育、企業活動におけるコラボレーションが加速します。
Android関連技術の企画、開発に関わる女性のコミュニティ「Android女子部」に所属するメンバーが手がけたアプリやサービスの数々をご紹介します。
DCEXPO2011の展示、セミナー、シンポジウムなどの案内アプリ「DCEXPO」を作りました。Androidマーケットからダウンロードできます。便利なので是非使ってみてください。
https://market.android.com/details?id=com.uphyca.android.app.dcexpo
チームラボテーブルに飲み物を置くと、飲み物のコースターがセンシングされ、飲み物同士をつなげる線が描かれます。同じテーブルについた知らない人同士が、会話するきっかけを作るテーブルです。
2010年11月 六本木ヒルズで行われた、Reebok Cafeの内装として使用されました。
http://www.team-lab.net/portfolio/teamlabtable
イベントの様子
http://dev.team-lab.com/index.php?itemid=240
「1分間に100着の着せ替え」を目標に、高速で自分の写真と服の写真をフィッティングするシステムです。リモコンのほか、ジェスチャーでも操作できます。
http://dev.team-lab.com/index.php?itemid=252
従来の折紙とは一線を画す、幾何学的で不思議な形の立体折紙を展示します。時には曲面を含む幾何学的な立体が1枚の紙から折りだされる様子をアニメーションでご覧いただけます。また、立体折紙を設計するための独自ソフトウェアも体験いただけます。
ビデオゲームが一般的になった現代でさえ、コマ(独楽)はフィジカルなおもちゃとして子どもたちの注目を集めています。コマ遊びの楽しさは、コマのユニークな挙動にあります。回転を与えるとエネルギーを蓄え、1本足で立ち、移動し、何かに接触するとエネルギーを激しく開放しぶつかり合う・・・。これらの力は、ジャイロ効果や回転エネルギーの蓄積等のコマの持つユニークな物理的特性に由来しています。コマに触れ、このような力を手で感じ取ることは、コマ遊びの大きな要素の一つでした。しかし、コマに直接触れるということは、コマの回転を止めてしまうことに繋がるため、人とコマとの物理的な接触を長時間継続させることは困難なことでした。もし人とコマとの継続的な接触を保つことができれば、コマ遊びがもっと楽しくなるはずです。
「インタラクティブトップ」は、この「人とコマとの物理的なインタラクション」を非接触で行うことで、継続的なインタラクションを可能にし、新しいコマ遊びを提案することができるエンタテインメントシステムです。
コントローラーを使わず、自分自身の体を使って直感的に遊べるKinectセンサー。2011 年 6 月にWindows上でのKinectセンサーを使ったアプリケーション開発ができる公式SDKが出たことを受け、現在様々な分野での活用が期待されています。本ブースでは、Kinectセンサーの開発に関する概要と、世界各国でのKinectセンサーを使ったアプリケーションの例をご紹介いたします。
DC EXPO2011で、「Kinectを使ったアプリケーション開発概要」セミナー(毎日16:00~17:00)を開催します。是非、ご参加ください。(事前申込みが必要です)
http://www.dcexpo.jp/seminar/
MRsionCaseは展示物と関連情報を同時に鑑賞できる複合現実感展示ショーケースです。展示物(例えば土偶)の前後に説明的な映像が浮かび上がります。このような実物(展示物)と映像が3次元的に混在した状況を作り出す仕組みを,4方向から裸眼で観察可能にしました。
本展示"E-IMPACT"は、アニメ的な誇張表現のレンダリング手法で、この効果を体感するためのデモ展示を行います。手書きのアニメやマンガにおいて、特定部位の遠近感を誇張して印象を強める絵画表現がよく見られます。提案技法は、キャラクタの各関節に異なった視点位置から見た映像を生成し、組み合わせることで、このような手書きのような誇張表現を、3DCGによって再現します。この技法の原理と効果を直観的に示す、インタラクティブなCGやARアプリケーションの例を展示します。
紙を空間にかざすと文字が浮かび上がります。紫外線プロジェクタで不可視の映像投影を行い、そこにフォトクロミック材料を塗布した紙をかざすとプロジェクションパターンに応じて変色する仕掛けです。SIGGRAPHで発表したPhotochromic Sculptureも参考展示します。http://nae-lab.org/~hashida/pProjection.html
PocoPocoは、動作を伴った実物体オブジェクトに対して対話的操作方法を提案する研究プロジェクトにおいて開発されました。PocoPocoはシンプルなステップシーケンサー型の演奏インタフェースになります。各ボタンを押す動作に加えて、掴む・回すなどの一つのオブジェクトに対し様々な入力方法を利用することができます。会場では来場者に実際に触れてもらう展示と、PocoPoco3台を同期させて演奏をおこなうパフォーマンスを予定しています。今回の展示では本体の他、PCとスピーカを利用したシステムで展示をします。
フレクトリックドラムスは身体接触をインタフェースとして扱うプロジェクトにおいて開発されました。ユーザは他者とスキンシップをすることで楽器演奏が可能になります。体験人数が増えるほど、より複雑な楽曲の演奏が可能になり、音楽とスキンシップコミュニケーションを同時に楽しむことができます。
エスパードミノは、ドミノ同士が目に見えない無線ネットワークで繋がっていて、非接触で倒れていくドミノ倒しです。それぞれのドミノはあらかじめ決められた順番に従って、前の順番のドミノから信号を受け取ると自分自身を倒し、次の順番のドミノに信号を送ります。また、それぞれのドミノは賽の目状に表示したLEDの数字が倒れる順番を表しており、ドミノを個々に振ることでこの倒れる順番を自在に変更することができます。これにより例えば複数のドミノを同じ番号に設定して同時に倒すことができます。
誰もが知るように、ドミノ倒しというモチーフは「前のドミノが接触したから倒れる」という「原因」と「結果」がはっきりと目に見ることができる、言わば因果関係の象徴とも言うべき存在です。その目に見える因果関係を、目に見えない無線ネットワークのつながりに置き換えることで、力を加えたポイントと作用するポイントの空間的なズレが生じ、当たり前の物理現象の知覚に裏切りをもたらすことがこの作品のコンセプトです。
True 3Dはレーザープラズマ技術を用いて発光点を生成し、実像の3次元物体を空間中に描画することができる世界初のディスプレイです。私たちは以前から空気中に描画を行う大型の「Aerial 3D Display」の研究を進めてきました。今回のDCEXPOでは、同様の技術を用いてより小型化・精細化を行い、閉鎖空間中に3次元描画するデスクトップ型のディスプレイとして開発した「SRV(Super Real Vision) 」の展示を行います。SRVではユーザーが間近に3次元物体を見ることができ、エンターテイメントや広告など様々な用途に利用されることが期待されています。
現行のSRVは単色表示のみに対応していますが、近年、カラーレーザーの技術発展が進んでいることから、SRVの次期モデルでは複数の色を組み合わせて表示を行うことが可能になります。
本作品では穴デバイス「HOJI*HOJI」の中で指を動かして遊ぶゲームを通じて穴の中を「ほじほじ」する触感覚を体験できます。内部に配置された圧力センサにより、指の動きを認識し、サーボモータやソレノイドなどのアクチュエータを用いることで、つつかれ感や異物感など、生き物が住んでいるかもしれない穴特有の感覚を掲示できます。
粘土や空き缶など、何かを変形させてペタンコに潰してしまう行為にはある種の快感やワクワク感が伴います。”もし、どんな物体でもペタンコに潰すことができたら?” 本作品ペタンコ麺棒は、身の回りのモノを粘土の用につぶす感触を体験できるVRシステムです。
体験者は身の回りからペタンコにしたい物体を選択し、Kinectで物体の凹凸を記録します。次に麺棒型デバイスと専用の伸ばし台型ディスプレイにより、物体を薄く伸ばしていくような感覚を触覚と視覚を通して提示します。自分自身をペタンコにすることもできます。体験の最後には薄く伸ばした物体を持ち帰ることもできます。あなたも身の回りのものをなんでもペタンコにしてみませんか?
国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)2011
総合優勝、Laval Virtual Award、DCEXPO/ConTEX賞、未来観客賞受賞
慶應義塾大学SFC筧康明研究室
http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/