Kinect センサーは、Xbox 360 専用のデバイスとして2010年末に発売されました。コントローラなしに自分の体でゲームを操作できるという画期的なセンサーです。Kinect は幾つかのカメラを活用することで体の関節の位置を Z 軸までの取得を可能にし、大規模な機械学習を使い姿勢を推定することで、安価に身体を情報を取得することを実現しています。更に 2011年6月には、Kinect for Windows SDK Beta がリリースされ、Kinect を使った開発の可能性はPCにも広がりました。Kinect センサーを安価に購入でき、SDKを無償で入手できる現在、世界中で様々なアイデアを持つ研究者や開発者がKinect for Windows SDKを使ってアプリケーションを研究、開発しています。本セミナーでは、Kinect for Windows SDKを使ったアプリケーション開発を始めていただくことを目的としています。また今後のKinect応用の可能性について議論します。(定員40名)
<プログラム主催者> 日本マイクロソフト株式会社
University of Toronto 卒。2007 年 Visual Studio の Product Manager として Microsoft 入社。Windows Azure の立ち上げ担当などを経て、2011 年より現職。専門は Cognitive Science と Computer Science。
Kinect、HCI、big data、Web テクノロジやスマートフォンのアプリ開発などを中心に研究とエバンジェリズム活動を実施。大学では Computer Science のほか、ユーザーエクスペリエンスの基礎となる認知心理学や神経科学、言語学を中心に学ぶ。最近の趣味は言語哲学と自然言語処理、ネットワーク科学。
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